ある地名の風景
朽ちたレンガ塀-湯島天神 yushima
前回の不忍池、実は湯島天神へ初詣の帰り。
受験とは無縁ですが(笑)
なぜか今年は湯島の天神様に年始のご挨拶。
天神様といえば菅原道真ですが、
湯島天神で菅原道真を祭ったのは中世からで
元々は天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祭る神社だったとか。
天照大神が天岩戸に隠れた際、
腕を掴んで引っ張り出したといわれる怪力の神様です。
それゆえ、今では勝運やスポーツ必勝の願掛けで有名。
ということは、学問の菅原道真と合わせて
文武両道のご利益がありそうです(笑)
まぁ、それもそうなのですが
私の興味はもちろん”湯島”という地名。
歴史はというと
「和名類聚抄」(わみょうるいじゅうしょう)という
平安時代の辞書に「湯島郷」の記載があるそうです。
ここのことだとすると、だいぶ古いですね。
それにしても文京区のこの地にあって
”湯”も”島”もかなり謎です。
(つづく)
(文京区湯島)