カラスは黒か?
私の友達に非常に素直な子が居る。
素直とは自分の心に正直な、という意味である。
その子は自分のやりたいことを明確に捉え、どうすればその夢を手に出来るかを考えて、出来うる限りの事を考えてとにかく前に進める行動している。
その気持ちは側で見ていて非常に気持ちがよく嫌味も無く、心から応援したくなる。
人から見れば無鉄砲かもしれない。
だけど自分がこうだと決めたら迷わず進む気持ちは、誰もが持ち合わせているわけじゃない。
その気持ちは前回も書いたが、何よりも行動するには大事なエネルギーになる。
以前ツイートにも書いたことがある。
いつしか自分の気持ちを表に出さないで、誰かに同調する事が良しをされてる風潮が増えてきた。
それは何も考えなくて良いわけで、誰かと同じ意見というのは仲間はずれになることの無い安心感が心地よいのかもしれない。
だけど本心を隠し、誰かに合わせてばかりというのは時には疲れてしまう。
何故なら自分である必要がないのだから。
たとえば
『鴉は黒だ』
誰がどう見ても黒だ。赤でも青でもピンクでもない。実際カラスは黒だ。
だけどもし影響力のある人が、
貴方の信頼してる人が、
タレントやモデルなどメディアに出てる人が、
「カラスはどう見ても白だよね?」
といったら貴方はどうする?
信じる?否定する?
「は?そんなわけないじゃん」と思っても周りが「そうだよね」と言ったら、自分も同調してしまわないだろうか。
これが今の風潮。
蔓延る常識。
恐ろしい話だよ。
誰も何も言わない反対も意見も無いままでいると、鴉は知らない内に白として認識されてしまうのだ。
だけど自分が有る人は違う。
自分の感じた感覚を信じて発言できる人はカラスが白か黒かを自ら確かめる。
それこそが非常に重要で何より大事な事。
自分の気持ちに素直に感じたままを伝える大切さ。
自分が抱いた気持ちに従って動く。
どうなるかなんて後から考えれば良いだけ。
後悔は後からするから後悔だ。
先に不安になって足踏みしてたらいつまで経っても前に進まない。
自分に正直になって、言葉にすることを行動することをどうか恐れないで欲しい。