同じ2mなのに...
昨今、どこに行っても、いつテレビやインターネットを見てもコロナのニュースばかり。イギリスもこの2週間、日に日に状況が劇的に変わっていった。
みんな同じ厳しい状況に直面していても、人によって表現や行動は全く異なる事を深く感じる出来事が僕の狭い世界で2度起きた。
とある休日にスーパーマーケットに買い物に行った。カートに様々な商品を入れ、買い物の終盤にレジに並んで商品をレジカウンターに置こうとした時、レジの若いお兄さんが何気なく、
『他者への思いやりの2mだよ』
とニッコリと微笑んできた。
一瞬、???となったが直ぐに、あっ!!、英国政府がコロナ感染対策で呼び掛けている、他者との間隔を2m開ける必要がある事を思い出した。
インストラクションを守れていない自分を反省をしたが、それ以上にポジティブなアウトプットにより注意喚起するお兄さんを行動を自分も見習いたいと明るく、前向きな気持ちにスッとなった。
その翌日、とある用事で外出して家の前の道を歩いていたら、前から歩いてくる女性にすれ違う際に、
『2m〜〜〜』
と怖い目つきでこちらを睨みつけられながら言葉を浴びせられた。きっと彼女は通り過ぎる際に、間隔を2m開けろと言いたかったのだと思う。でも・・・
・何であなた基準で2mなんだよ、お互いに歩いていて対等だろ!
・人の近くを通り過ぎるのが嫌なら自分が相手が過ぎるのを待てよ!
・そもそもマスク無しで大声でこっち見ながら喋んなよ!(こちらはマスク着用)
と恥ずかしながら、いくつもの負の感情が一気に込み上げてイライラし、結局その日も頭から離れず、ネガティブなアウトプットにより一日中自分の負の感情に心を揺さぶられた(こうして今も書いている、引きずってるな・・・苦笑)。
同じたった2mという言葉でも、相手に正反対のプラスとマイナスの感情を与える事が出来る。
他者への思いやり、余裕の無さ、自己防衛が第一になっている等の理由は様々だが、自分はどちらになりたいのか??
アウトプットのスキル向上を目指して勉強・行動を始めた矢先、何気ない日常の出来事だけど、深く考える機会だった。
後者の人間にはなりたくない。
他者にプラスの影響を与えるアウトプットをする!
noteを通じた初めてのアウトプットを最後までお読み頂きありがとうございました。
Shun