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コミュニケーションが得意ではない①

「コミュニケーションに重きを置いている」話を書いてみて、何か自分の中の気持ちがおさまった。そしたら、あらためて思った。
「自分はコミュニケーションを大切にはしているけど、決して得意ではないよな」と。

コミュニケーションが得意でないから、その分、気になるし、かえって大切にしているのかもしれない。


食事中のおしゃべりが苦手

食事中におしゃべりするのが苦手だ。
一生懸命、話を聞いたり、話したりしていると、食べる手が止まってしまう。

職場の昼休み。食堂で誰かと居合わせて、一緒にご飯を食べる機会もある。そんなとき、どうしても、おしゃべりに気を取られてしまう。

気がついたら、全然、食事が進んでおらず、相手は食べ終わってしまって、自分も慌ててご飯をかきこむ。私が食べ終わるまで、ちょっと変な間が生まれてしまう。

少しずつ、誰かとしゃべりながら食べるのも、慣れてきてはいる。

せめて、ご飯を食べ終わるタイミングを近づけたい。相手がしゃべっている間に、わーっとご飯を食べる。あいづちは打つし、ちゃんと話は聞いてるつもり。

ただ、ご飯は味わえていない。

コミュニケーションを取ることに、自分の意識を集中させてしまってる。

これって、苦手なコミュニケーションに、何とか対応しようとしてるんだよな。得意だったら、きっと意識しなくても、しゃべれてしまうのだろう。

私には、それが難しい。

言葉が人に通じない

私には、「自分の言葉が人には通じない」という思い込みがある。

中学生の頃だったか。自分の考えを言葉にしようとして、あまりにも人に伝わらなかった。自分が思っているのとは、まったく違うように理解されることが多かった。

そのうち、自分の考えを理解してもらうことを、あきらめた瞬間があったように思う。

もういいや。相手がそう思ったのなら、そういうことにしておこう。説明しても、どうせ、わかってもらえない。どうせ、ぽかーんとされるんだ。
あいまいなあいづちを打って済ませる。

ノートが謎のメモ

学生の時に自分が書いたノートは、他の人が読んでも、いまいちわからない謎のメモになっていた。

自分は、そのメモを見たら、授業中の記憶がよみがえるから、それで十分だった。

そのときに理解できなかったポイントだけ、メモっておく。最後まで話を聞いたら、後でつながってくることもある。
だから、メモしてある内容は、謎でしかない。

伝えるのが苦手

私は要約が苦手だ。端的にものを表現できない。ダラダラとしゃべってしまう。最初から最後まで、順番通りに話したい。

もしくは、言葉が足りない。短く話そうとすると、いろんな要素が抜け落ちてしまって、何のどんな話だったか、相手に全然伝わらない。笑

特に、疲れているときは、言葉が足りないことが多いかも。

日本語がちょっと変

私の日本語は、ちょっと変だ。

20年ほど前、英語で話す練習のため、英語で考えるようにしていた。いや、その時だけじゃなく、アメリカ人の夫にわかってほしいことは、英語で言うようにしている。その関係で、言い訳がましいことや、何かを説明するのに、英語で考える癖がついてしまっている。

これまた疲れていると、私の日本語は、英語の日本語訳みたいになる。

極端な例だけれど、一度、職場で「クリアファイル」と言いたかったのに、睡眠不足と疲れで頭が回らず、言葉が出てこなかった。そして、「あれ、、あれです。。。透明の紙差し」としか言えず、苦笑いした。
「紙差し」って!!ほぼ造語やん、って思う。笑 カタカナ禁止ゲームでもしてるみたい。

そこまで極端でないにしても、私の日本語の変さが気になる人に、つっこまれることが、ちょいちょいある。

自分の言葉が伝わるときもある

そういった経験の積み重ねで、自分の言葉は人には通じないものだ、と思っている節がある。

だから、「わかりやすく説明しなさい」と言われるのは苦手だ。
たぶんね、状況説明がとても下手なんだね。見たものをそのまま話そうとして、失敗するし。自分が思ったように話しても、相手には全然わかりやすくなかったり。

ただし、自分がしっかり理解していること、自分の頭の中の話をするのは、わかりやすく話したり、書いたりできることもある。
いつもではないけど、急にまとまった話ができることがある。

だから、とりあえず、noteも書き続けていて、たまに、面白いことが書けたらいいな、と思っている。

後半につづきます。

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