感情を感じきるワーク:実践③
※感じたままに書き出している部分があります。読んで嫌な気持ちになるかもしれません。
3回目の感情を体で感じきるワーク。
これまでの2回と違うのは、イライラしていない状態でスタートしたことと、お母さんのことを関連させないままワークを終わりにした、というところかな。
今回も自分の中で重たく沈殿していたものが、浮上して軽くなったと思う。
イライラしてないスタート
朝早くに目が覚めたので、ぼーっと寝転がっていた。
また、感情を体で感じきるワークを試したくなったので、やってみる。
これまでの2回はイライラしてる状態でスタートしたけど、爽やかに目覚めた直後なので、全然イライラしていない。
でも、面白いし、なんとなくやってみた。
悪意を創造する2人の女性
そうだなぁ。前回、過去の上司たちに怒りを放ったけれど、その上司たちに要らんことを吹き込んだ人たちのことにしよう。
2人の女性のことを思い浮かべる。どちらも、人の嫌なところを見つけ出して、何倍にも膨らませた悪口を、いろんな人に吹き込む人たち。
大泣きする感じで口をワナワナさせて、イヤイヤするように頭を横に振る。あくまで声は出さず、泣いた顔をして空気だけ口から出す。頭の中で文句を言いまくる。
もう!ホンマ要らんことばっかり言って!しかも、本人たち、自分で膨らませた嫌な人間像を本気で信じているというか。本当にそんな嫌な人間だと信じてるから性質が悪い!!本心から言ってるから、まわりの人も信じるやん。でも、見て!!全然、実物はそんなん違うから!私が何の悪意もなく言った言葉に、悪意を乗せて塗り固めて、こんなこと言ってたって人に広げんといて!!
その人たちに、本当に「性格が悪い人」として認識されていると知ったとき、がく然とした。あ、本気でそんな風に思ってるんや!と。
すんません。みじんも悪意をもってないから、そのような捉え方をされているとはつゆ知らず。自分のことでいっぱいいっぱいになっている間に、まわりで悪口言われ放題になってました。
(ただまぁ、そういうのを「性格が悪い」と世間では言うのかも、と思い至る。)
というようなことを思っていたら、2人だけじゃなくて、いろんな人の顔が浮かんできた。中3のクラスの女の子、高1のクラスの女の子、大学時代にできた彼氏。
エナジーバンパイアたち
後から出てきた人たちはみんな、親しくなったのに、気づいたら「ありえへん!」「自由すぎる!」と私のことを怒り始めた人たちだな。
こうやって並べてみると、うーん。
いわゆる「エナジーバンパイア」が多いかもしれない。
近くにいると、なんかエネルギーを吸い取られて、しんどくなるというか。そんな悪い方向に考えなくても、と思って、ポジティブな言葉を投げかけると不満げになる。
そして、ふと気づいた。この人たちには共通点がありそう。
おうちがしつけが厳しかったり、由緒正しかったり、裕福だったことがあったり。でも、途中から、しんどい状況になったりしていて、思い通りにならない状況を感じていたかもしれない。
本当は納得していないのに「○○しなければならない、だから嫌でも○○するしかない」という感じ。
そこに、私みたいな、まわりのことを何も考えてないような人間がいると知って、びっくりしてしまったんだろうな。こんな自分のことばっかりで、やりたい放題な人間がいるなんて。
自分が持っている「当たり前」を否定されたと感じて出た拒否反応が、ああいう悪口なんだろうか。
体感を感じきる
胃のあたりが固くなる。胸のあたりがザワザワする。
その感覚をじーっと感じてみる。お腹に黒くてつーんとした感覚。胸を覆うような違和感、ザラザラする。
しばらく感じ続ける。やっぱり胃のあたりが固くなるんだよなー。嫌なこと考えてる間に、ぐっと力が入ってる。胸も曇っているというか。重たい感じがする。
そんなことを感じている間に、さっきまで感じてた感覚が薄くなっていく。
ふと軽くなってることに気づいたら、呼吸が楽になっていることに気づく。
ワークを振り返る
今回は、心の中のお母さんに想いを馳せなかった。でも、複数の人たちが浮かんできて、その共通点が思い浮かんだ。
お母さんに関連付けるとブロックが抜けやすいって言ってたな。今回のは、そんなにお母さんは関係ないのか。それか、前回の続きなのかもしれないな。
「自分が心を開いて接しに行ってたら、違ってたんじゃないか」の続き。
そういえば、最近、私のまわりにエナジーバンパイアは現れない。
いや、違うか。まわりに居るんだけれど、直接、影響を受けなくなっている。
なんでだろう。
人に助けを求められるようになって、エナジーバンパイアの影響が薄くなった気はする。
すぐ近くに、自分でも「自分は妬みやすい人間だ」と言う人はいるんだけど。その人とも、ある程度心を開いて付き合えている。「私はあなたを攻撃するつもりはないんですよ」と表現することに心を割いているからだろうか。
ま、とりあえず。最初に思い浮かべていた2人を、もう一回思い浮かべても、どうでもいいか、という気持ちになっている。後で出てきた人たちのことも、まぁ、別になんとも思わない。そんな人たちがいたな、と、何か自分の心から切り離されてる感じがする。
思考が薄れてきている
少し、ワークのやり方がつかめてきて、思考を使わずに、ただ感じている部分が増えてきている。そうなると、うまく言葉にならないし、記憶にも残りにくいのが難だな。記録を残しにくい。
でもやっぱり、まだまだ面白いので、いろいろやってみよう。ま、赤裸々に内容をつづるのは、ここまでにしようと思います。