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「戸惑い」から「自分らしいこだわり」を発見する

今日は今日でまた、自分のネガティブ感情と向き合う。

今日は、戸惑いと気恥ずかしさと、、、何だっただろう?


戸惑いの瞬間

仕事の帰り、ちょこっとウィンドウショッピングしていたら、仕事先の人と出くわして挨拶をした。

その人はお客さんを連れていて、なぜか紹介してくれた。

私のことを「こんな仕事をしていて、こんな感じでサポートしてくれるんだよ~」って紹介してくれて。

「いえいえそんな、大層なもんではないですが、喜んでもらえて何よりです~」とかしこまる私。

めっちゃフランクにしゃべってくれる人なんですけど。私はいつも、ドギマギしてしまう。
ダンディーで低くて深い良い声をしている。

昨日ちょうど、サポートしたこともあって、「ほんと助かったよ~!」と言ってくれる。めっちゃ良い人。でも、私ドギマギしてしまう(2回目)。

一緒にいた方を紹介してくれた。私のことを紹介するのと同じノリで。

「この方、○○監督。知ってるかもしれないけど。」

さて、そんなときの私の気持ち。

なんか監督って言ったぞ。さも有名そうな感じで。映像関係だな。

でも、全然存じ上げない!!その界隈では有名な方かもしれない。でも、本当に全然わからない!

何て言ったらいい!?
どうする!?私!!

「えへ。お会いできて光栄です?」

ちょっと疑問形で言った私。
だって、いろいろわからないんだもの!

有名な人(仮)も、ちょっと困ってるのか「えへ。」って笑い返してくれた。

この人も、きっとめっちゃ良い人!!

やさしさを感じる。

かと言って、何か会話を続ける勇気のない私。
さて、どうする!?

退散する

「じゃ、失礼します~」

気まずいんだけれども、笑顔で後退する私。

その場を後にして、ひとりになったら、もんのすごいモヤモヤが襲来した。

私はどういう反応をしたらいいの~~~。私は何て言ったらいいの~~~。なんか中途半端な返し方になっちゃった!?知らないってハッキリ言う?
その後会話を続けた方がよかった!?でも、初対面のすごそうな人と話す、そのプレッシャー、今の私には要らない~~~。

とりあえず、自転車に乗る。自転車で走り出したら、さっきの場面がよみがえってくる。

はぁ~ん。本当にどうしたらいいの~~~。

力が抜けてしまう。

体感で感じきるワーク

こういう時こそ、今取り組んでるワークだ!

ちょっと、もう、ホントやめてーーー!!
反応に困るから、話をふらないで~~!!

自分を中心に、思いを叫ぶ(ふり)。
(誰もまわりにいない状態で、安心してやってます)

うわーん!うおーん!ってある程度思いを放出したら、おへその左横が固くなっている感じがする。

しばらくお腹に手をあてて、固くなっている部分をじーっと感じる。ほげーっとした私を乗せて自転車が進む。

ちょっと固い部分が緩んできたのを感じる。
人通りのあるところに出たから、真剣に自転車に乗る。

いったん、戸惑いの大波は乗り越えた。

以前なら、戸惑い続けたまま、困った気持ちを抱えたまま、もしくは、なかったことにして目をつぶってしまったまま、そっと蓋をしていたと思う。

視点が切り替わる

しばらく自転車に乗り続けてる間に、また、さっきの場面がよみがえってきた。

また体のどこが反応しているか確認する。お腹はさっきよりも固くない。ちょっと咳が出る。

その感じを確かめているうちに、ふと、見え方が切り替わった。

そうか。私は、うまく切り返したかったんだ。
かっこよく返事したかったんだ。

くだんの仕事先の人は、なんか、センスあふれる人で。すごく特別な雰囲気をもっている。いつも、その雰囲気に飲み込まれて、私はドギマギしてしまう。

ドギマギしてしまうけど、やっぱり憧れる気持ちもあるんだな。

その人はしゃべり方も、とても雰囲気があってかっこよくて。私も、その人みたいな特別な空気をはらんで、かっこよく会話がしたいんだな。

自分らしいこだわり

「洗練されたかっこいい会話がしたい」「特別な雰囲気をかもし出したい」
そこにある自分のこだわりに気がついた。

会話のマナーを知っていたかった!と強く思った。失礼のないように。

ちょっと小洒落た会話がしたかったんだ。ちょっとウィットを効かせた大人な対応がしたかったんだ。

実際にできるようになるかは、ひとまず置いといて。
とにかく、「それが自分がしたいことなのか。」と気づいたら、急に心と体が軽くなった。

急浮上。なんか楽しくなった。

戸惑い、気恥ずかしさで、隠れてしまいたかった私。気がつくと、「自分がなりたい姿」「自分らしいこだわり」を見つけてしまった。

家に帰って夫に、私はどうしたらよかったんだと思う??と聞いてみた。

コミュニケーションモンスターの(初対面の人とも大いに盛り上がれる)夫は自分だったら、その人の仕事のことや有名たる所以ゆえんを質問しただろう、と。

でも、正直知らんがな!でしょう、と。

どんなに有名な人でも、知らんかったらしょうがない。あきらめは肝心。さっとその場を離れたのもよかったんじゃない、と言ってくれた。

いろいろ落ち着いてから、やっと気がつく。

有名な方のことも私のことも、フラットに紹介してくれてたな。そういうところが、すごいんだ、あの人は。

そんなところにも、私はあこがれる。

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