「戸惑い」から「自分らしいこだわり」を発見する
今日は今日でまた、自分のネガティブ感情と向き合う。
今日は、戸惑いと気恥ずかしさと、、、何だっただろう?
戸惑いの瞬間
仕事の帰り、ちょこっとウィンドウショッピングしていたら、仕事先の人と出くわして挨拶をした。
その人はお客さんを連れていて、なぜか紹介してくれた。
私のことを「こんな仕事をしていて、こんな感じでサポートしてくれるんだよ~」って紹介してくれて。
「いえいえそんな、大層なもんではないですが、喜んでもらえて何よりです~」とかしこまる私。
めっちゃフランクにしゃべってくれる人なんですけど。私はいつも、ドギマギしてしまう。
ダンディーで低くて深い良い声をしている。
昨日ちょうど、サポートしたこともあって、「ほんと助かったよ~!」と言ってくれる。めっちゃ良い人。でも、私ドギマギしてしまう(2回目)。
一緒にいた方を紹介してくれた。私のことを紹介するのと同じノリで。
「この方、○○監督。知ってるかもしれないけど。」
*
さて、そんなときの私の気持ち。
なんか監督って言ったぞ。さも有名そうな感じで。映像関係だな。
でも、全然存じ上げない!!その界隈では有名な方かもしれない。でも、本当に全然わからない!
何て言ったらいい!?
どうする!?私!!
*
「えへ。お会いできて光栄です?」
ちょっと疑問形で言った私。
だって、いろいろわからないんだもの!
有名な人(仮)も、ちょっと困ってるのか「えへ。」って笑い返してくれた。
この人も、きっとめっちゃ良い人!!
やさしさを感じる。
*
かと言って、何か会話を続ける勇気のない私。
さて、どうする!?
退散する
「じゃ、失礼します~」
気まずいんだけれども、笑顔で後退する私。
その場を後にして、ひとりになったら、もんのすごいモヤモヤが襲来した。
私はどういう反応をしたらいいの~~~。私は何て言ったらいいの~~~。なんか中途半端な返し方になっちゃった!?知らないってハッキリ言う?
その後会話を続けた方がよかった!?でも、初対面のすごそうな人と話す、そのプレッシャー、今の私には要らない~~~。
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とりあえず、自転車に乗る。自転車で走り出したら、さっきの場面がよみがえってくる。
はぁ~ん。本当にどうしたらいいの~~~。
力が抜けてしまう。
体感で感じきるワーク
こういう時こそ、今取り組んでるワークだ!
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ちょっと、もう、ホントやめてーーー!!
反応に困るから、話をふらないで~~!!
自分を中心に、思いを叫ぶ(ふり)。
(誰もまわりにいない状態で、安心してやってます)
うわーん!うおーん!ってある程度思いを放出したら、おへその左横が固くなっている感じがする。
しばらくお腹に手をあてて、固くなっている部分をじーっと感じる。ほげーっとした私を乗せて自転車が進む。
ちょっと固い部分が緩んできたのを感じる。
人通りのあるところに出たから、真剣に自転車に乗る。
*
いったん、戸惑いの大波は乗り越えた。
以前なら、戸惑い続けたまま、困った気持ちを抱えたまま、もしくは、なかったことにして目をつぶってしまったまま、そっと蓋をしていたと思う。
視点が切り替わる
しばらく自転車に乗り続けてる間に、また、さっきの場面がよみがえってきた。
また体のどこが反応しているか確認する。お腹はさっきよりも固くない。ちょっと咳が出る。
その感じを確かめているうちに、ふと、見え方が切り替わった。
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そうか。私は、うまく切り返したかったんだ。
かっこよく返事したかったんだ。
*
件の仕事先の人は、なんか、センスあふれる人で。すごく特別な雰囲気をもっている。いつも、その雰囲気に飲み込まれて、私はドギマギしてしまう。
ドギマギしてしまうけど、やっぱり憧れる気持ちもあるんだな。
その人はしゃべり方も、とても雰囲気があってかっこよくて。私も、その人みたいな特別な空気をはらんで、かっこよく会話がしたいんだな。
自分らしいこだわり
「洗練されたかっこいい会話がしたい」「特別な雰囲気をかもし出したい」
そこにある自分のこだわりに気がついた。
会話のマナーを知っていたかった!と強く思った。失礼のないように。
ちょっと小洒落た会話がしたかったんだ。ちょっとウィットを効かせた大人な対応がしたかったんだ。
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実際にできるようになるかは、ひとまず置いといて。
とにかく、「それが自分がしたいことなのか。」と気づいたら、急に心と体が軽くなった。
急浮上。なんか楽しくなった。
戸惑い、気恥ずかしさで、隠れてしまいたかった私。気がつくと、「自分がなりたい姿」「自分らしいこだわり」を見つけてしまった。
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家に帰って夫に、私はどうしたらよかったんだと思う??と聞いてみた。
コミュニケーションモンスターの(初対面の人とも大いに盛り上がれる)夫は自分だったら、その人の仕事のことや有名たる所以を質問しただろう、と。
でも、正直知らんがな!でしょう、と。
どんなに有名な人でも、知らんかったらしょうがない。あきらめは肝心。さっとその場を離れたのもよかったんじゃない、と言ってくれた。
*
いろいろ落ち着いてから、やっと気がつく。
有名な方のことも私のことも、フラットに紹介してくれてたな。そういうところが、すごいんだ、あの人は。
そんなところにも、私はあこがれる。