長女と英語の勉強(母は文法が大好物ですが)
日本で生まれ育つ日米ハーフのうちの子たち。小6の長女は、いよいよ「英語プレッシャー」と向き合う時期がやってきたように思います。
英語のプレッシャー
長女が英検を受けに行った。今回、初めての受検ということで、4級で肩慣らし。
夫がアメリカ人なもので、子どもたちと英語の関係は、少し複雑なところがある。
まわりからは、いいな~!毎日英語に触れられて~って。英語ペラペラやろ~って。
そういう「英語を話せて当たり前」みたいなプレッシャーは、常につきまとう。
今回、英検を受けたのも、私としては、早めに見える形にしたかったというのがある。(そこまで早いわけでもないけど。)
高校受験に向けて、みんなが英検を受ける前に、先に英検を取得してほしかった。
うちの地域の高校受験では、例えば英検2級を取得していれば、筆記試験の点数に加点があったり、試験当日の英語の点数が低かったとしても、8割点数を取ったものとみなしてくれたり。そんな便利なことになってるそうだ。
「え、英検○級、持ってないの?」みたいなのが、また変なプレッシャーになるんじゃないかって懸念が、私にはある。
母の思惑
私自身、小学生の時から英検を受けていて、見える形で「私、英語ができるんです」みたいな自信を持っていた。
実際は、英語は全然話せなくて、ただ試験が得意だったんだけれども。試験対策に偏って、頭カッチカチだったんだけれども。
英検は、英語が話せるとか、英語を使えるというよりも、試験のテクニック的な要素が多い印象はある。でも、高校受験でも優遇されると聞き、まぁ、取っといて損はないでしょうと思って。
英検が、子どもたちの自信につながればいいなと思っている。
ついつい、先行逃げ切り型を目指してしまうのは、かなり私の特長で。子どもたちにとって、それがフィットするかはわからないのだけれど。
とりあえず、長女に「小6の間に英検○級を取れたら、おこづかいボーナス○○円」という取引きを持ちかけていた。
長女と英語の勉強
長女は、普段、パパが英語で話しているから、リスニングは得意。
ただ、文法を勉強したことは、ほとんどない。Duolingoという語学学習アプリをゲーム感覚でやっていたことはある。
今回、「○日で完成!」のような英検対策の問題集をやってみて、初めて「文法問題」を知った。初めて、文法の解説を日本語で読んだのかもしれない。
「何これ~!全然わからん!」って言ってたけど、文法が大好物な私が得意になって説明すると、「あぁ、そういうこと!たしかに、そうやなぁ。」みたいな反応。
生の英語に触れてる人が、文法を知ると、こういう反応になるんだ~と見ていて面白かった。英語の文法の勉強って、一単元45分ぐらいかけて、例文と説明と練習問題と、と重ねていくイメージのところ、5分ぐらいで、納得してしまう。
「I my me mine」って覚えてしまったらいいよ~、からの「she her her hers」の発音を「シー、ハー、ハー、ハーズ」に近い感じで言うと、「え?あぁ、"her"ね」ってRの発音をちゃんと入れないと、わかってもらえなかったのが印象的でした。笑
文法の勉強が楽しみ
英語の文法の授業って。私はね。なんか、「はい。今日は『3人称単数形現在』、略して『3単現』の勉強をします」ってノリだと思ってるところがある。昔の文法ありきの英語の授業のせいか。はたまた、学生時代に塾で教えてたせいか。
今の学校の授業は違うかもしれないけど。
はっきりと名前をつけて、こういう「文法」があるって認識する。新しい言語を学ぶには、効率がいいな、と思っている。
ネイティブの人たちは、あんまり意識してないのかもしれない。文法が間違ってると「違和感」があったり、違う意味で解釈しちゃう感じかな。
今気づいたけど、「アイ、マイ、ミー、マイン」も、普段の会話でこの4つを続けて言うことなんて、ほとんどないやんね。ほぼ呪文。
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文法がわかると、自分で文章が組み立てられるようになるんだよね。
耳から覚えてる長女は、雰囲気でしゃべれてるけど。でも、これから文法を知ると、もっとしゃべれるようになると思う。ものすごく自信につながる気がしている。
今回、試験の直前にしか問題集を買わなくて、ちゃんと説明する時間も取れなかった。
もっと文法を教えたーい!と、私はテンションが上がるのだけれど。
この前の感じだと、得意げに文法を説明する私を「え、ママ暑苦しい」って思われそうなので、もう少し大人しく、聞かれたら説明するようにして。
でも、一緒に勉強できたらいいな、と思ってます。
英検の勉強楽しいかも!とか言ってるので、むふふと思ってるところです。