「やりたいこと」を探す
最高の職場に出会えたのに、日々モヤモヤする私。何が足りないの?
新しいことを学べて、困ったときは相談できて、人にありがとうと言ってもらえて、忙しすぎることもなく、日々過ぎていく。
でも、何かが足りない。
将来の夢
子どもの頃、将来の夢をよく聞かれるけど、心の中から涌き出る答えはなかった。親が教育関係だから、学校の先生と答えていた。
ずっと自分は何がやりたいのか探してきた。でも振り返ってみると、その時々の状況と条件に合わせて選んできていて、心から熱い思いが沸き上がるような選び方はしてきていない。
その沸き上がるような熱い思いに、ずっと憧れているのだと思う。
やりたいことの見つけ方
私は一体、何がやりたいの?
自分に情熱ってあるのだろうか。
モヤモヤの原因はそこにある気がして、本を探してみる。そしたら、やりたいこと探しの定番ともいえる本に出会った。
本に書いてあるワークにコツコツ取り組んでみる。
自分が育ってきた環境に想いを馳せて、思い浮かんできた情景をメモしていった。
小学生のときに目にしていた風景だったり、当たり前だったことは何だったっけなーと思い起こしていく。
思い浮かぶのは、小学校以降育った山奥の田舎道。山があって、田んぼや畑が広がっていて、学校帰り、農作業してる近所の人にあいさつしながら、家に向かって歩く。お寺で日曜学校があって、地域の小学生が集まって来て、お経を読んだり、ビデオを見たり、遊んだり。
学生時代以降は、出会った人との思い出が多かった。
自分が友人・知人から受けた影響を、じっくりと思い返してみる。
ワークを進めていくと、自分の持っている怒りにも気づく。社会とはそういうものだという思い込みのせいであきらめていた、心の奥底に隠れている要望・希望が見えてくる。
ちょっと怖いけど、まわりの人に自分のことを聞いてみたり。
今まであまり深く考えたことがなかった、自分を形づくっている価値観が見えてきた。
得意なこと×好きなこと
自分の価値観=「大事なこと」がわかってきたら、今度は「得意なこと」と「好きなこと」を見つめていく。
得意なことは、いくつかある。
人のことをよく観察する。
複雑なことをシンプルに考える。
全体を把握した上で効率よく物事を組み立てる。
好きなこともいくつかある。
物語でいえば、タイムスリップものや、男女逆転ものに惹かれる。
禅やヨガで身体の声に耳を傾ける時間も好き。実際やっているかは別として。
本のワークでは、「得意なこと」と「好きなこと」を掛け合わせて、自分の「やりたいこと」の仮説を立て、いろんな可能性があることを感じれた。
もう少し「やりたいこと」を探したい
かなり自分の「やりたいこと」の輪郭が見えてきた。
過去を思い出したり、自分の価値観に触れられて、なんだか心が満たされる感じがした。
もっと同じようなワークに取り組んだら、足りないと感じてる何かを見つけられるような気がした。