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第1回 撮り菌さんぽ ①下見

コミュ障が勇気を出して企画

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所属しているAST(足利里山友の会)のグループチャットで呼びかけ、
数人の方になんか面白そうと好感触をいただく
さらには足利映像クラブ主催の石川勝さんも「面白そうなので撮影に入ります」と参加表明

岩切コースはいつ行ってもなにかしらの映えきのこに遭遇する、
わたしにとってのいわゆる「シロ」ではあるけども
この夏はとても暑く、雨もしばらく降っていない為
せっかく開催してもめぼしい(映える)きのこがないかもしれない
しかも撮影されるなんて。。。と不安で胃の痛む日々を過ごす

岩切コースといえば(わたし考)「死者の指ことマメザヤタケ」
いつもいてくれるのでこれだけでも見られれば盛り上がると思うんだけど


開催の1週間程前に一人で下見へ
登山口から数分の場所でカメムシタケらしきものに遭遇
暑くて暗いし顔にまとわりつく不快な虫も多く、
すでに帰りたかったところだったのが急に気分がアガる
実際ひとりなのに声が出た

伐採して積んである杉の葉に絡まっていた
持ち帰って杉の葉を取り除く
マイクロスコープで 二岐に分かれている

カメムシから生えているものの、図鑑等で見るカメムシタケとは少し形状がちがう。
カメムシ本体も地中には無く、冬虫夏草特有の「宿主を掘りだすワクワク感」を味わうことができなかった。
移動された杉の葉に引っ掛かり、成長途中で地中から抜け出てしまったのだろうか。
とはいえ初めてのカメムシタケ、冬虫夏草、うれしくて何度もスコープで見てしまう。

この年はカメムシの大量発生が起きている。
この数日後母と別の場所で散策中、30分ほどで6体?本?のカメムシタケに遭遇

草むらを散策する母
この日母と採り菌をした、ほんとうの姿の「カメムシタケ」


基本食べ菌の母も、近所の子供や知人に見せたいと大興奮して採取。帰り道に急に冷静になり、やっぱりこんなものいらないかなと珍しく弱気になっていた。

いよいよ開催当日


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