見出し画像

伊 国 デ ザ イ ン が あ っ た か ら こ そ 、 現 在 の 僕 が い る 。

長〜いタイトル文字の行替えされてる位置…
ちゃんと僕が算段したとおりに表示してくれてますかね?
そこら辺は、ほら
グラフィック・デザイナーでもあるワケですから
常人ならば理解に苦しむ
病的な拘りがあったりするのです。
どうかな…
この文章で生じた形にしても
どことな〜く
魅力を感じたりしませんでしょうか?
つまり、デザインってのは
心地よさを探究し
細かな配慮によって創造されるってこと。

ウ ル ス は 残 念 な が ら 独 国 デ ザ イ ン


▶︎ こ の 記 事 の 成 り 立 ち に つ い て

つい先日こと…
人様のnote記事へ、僕が思い付きでコメントした折に
とても丁寧なご返信をいただきました。
その文章に回答するためには
僕が普段から、毎日コメント欄へと書き込んでいる限界の数である
500文字などでは
とても綴りきれそうもありませんでしたので
意を決して
本日、単独の記事として投稿させていただきました〜。

具体的な内容はといえば…
グラフィック・デザイナーでもある僕は
イタリア人のデザインに色濃く影響を受けてはいるものの
それが何故か
平面ではなくて立体造形だったりするのです。
まぁ、インダストリアル・デザインって奴に該当しそうですね。
果たしてどのような方向性なのか?
それをお伝えするのが
この記事の持つ存在理由ということなのでしょう。

基本的にこれ以降の項目ふたつは
コメント欄のために書き綴ったものですから
一行あたりの文字数が
比較的、短めの状態になっております。
臨場感などを考慮し、ほぼ書き改めずに掲載を試みました。
お見苦しくとも
どうかご容赦くださいませ〜。


▶︎▶︎ 自 動 車 の デ ザ イ ン に つ い て

芸術と比べるとデザインの方が根元的っすから
造形作家とかでなく
インダストリアル・デザインの造形なんす

ガンディーニさんやら
フィオラヴァンティさんやら
きっと、古い自動車系が説明し易いんでしょうね
前者はカウンタック
後者はディーノ
なんかが代表的なのかなぁ…

実は彼らのデザインかどうか疑わしくもあり
例えば
洋服のデザインなどでも
パタンナーの才に依存するのと同様で
粘土を用いた
モック作成する方々の才による恩恵を得て
この世に生み出されたのでは?
なんて
思ってたりもするっす

事実、かつてドイツの自動車などは
自国による原寸サイズのモック作成ができず
すべて伊国の工房に
発注してた、なんて事実があるっすよ
独国信者の皆様
ちょっと残念だったっすね

おそらくガンディーニさんだって
あのエアロパーツまでは手掛けてなさそうだし

伊 国 イ ン ダ ス ト リ ア ル ・ デ ザ イ ン の 頂 点


▶︎▶︎▶︎ 自 転 車 の パ ー ツ に つ い て

競技用に組まれる自転車の部品に
伊国カンパニョーロ社のコルサ・レコードなる
美を極めたような
エアロデザインのパーツ・シリーズが
ございまして…

造形アイディアに多大な影響を与えたのは
日本製の
シマノ・デュラエースAXなる
航空力学を意識した
エアロスタイルを用いたシリーズなんすけど

尚且つ、カンパニョーロ社は
伊国の芸術グループ
未来派の立体造形なんかも
うまい具合に取り入れてフィニッシュさせてるっす
あ、
ガンダムのドムも
ウンベルト・ボッチョーニさんの影響でしょうね…
メカデザインの大河原邦男さんとしては
ザクにしたって
伊国の紳士スーツを意識してるようですから
まぁ、間違いないのでしょう

後 期 コ ル サ ・ レ コ ー ド で 組 ま れ た 自 転 車
コ ル サ ・ レ コ ー ド の 前 後 ブ レ ー キ
コ ル サ ・ レ コ ー ド と ボ ッ チ ョ ー ニ 作 品 の レ リ ー フ


▶︎▶︎▶︎▶︎ 追 加 し た 事 柄 に つ い て

ここから先は記事化にともない、新たに追加した文章になりま〜す。

先述したカンパニョーロ社によるパーツシリーズの
コルサ・レコードなのですが
びっくり仰天!
米国人の女性がデザインを担当したそうなんですよね。

伊国 + カンパ + シマノ + 未来派 + 米国の感性 + etc

ただ、モック作成などの例もありまして
机上のデザイン・アイディアと、実際の現物とのあいだには
大きな隔たりがあって
たとえ日本で製造していたとしても
その流麗で繊細な作り込みが可能であったのか
いささか
怪しい気がしてしまうのです。

かつて、自動車の場合…
現物へと製造したときに生合成が取れずに
ボディのつなぎ目に
段差などの不具合が生じてしまったりしたようなんですよね。
おそらく日本だと
懸案となる可能性が垣間見えた時点で
もとのデザインから、改良や変更が施されていたのだと思われます。
リスク回避って奴ですね
美しさは
まったく考慮せず置き去りにして。

だけどしかし
イタリア自動車の場合だと…
スーパーカーとかエキゾチックカーとか呼称される高級車は
塗装する前に
ロウ?
プラモデルのパテ盛り修正のごとく
段差をロウで盛って
最高のデザインを具現化させていたらしいのです。

そんな美に対する徹底的なスピリットはきっと
イタリア人は納期を守らない…
なんて
悪評を生み出す要因に繋がったのではないでしょうか?

より素晴らしいモンが納品できるんなら
多少、遅れたって構わないだろ!?

実際にイタリア人の方が
こんな言葉を発していたというウワサであれば
ボクも
聞いたか読んだことがありますから。

もしかしたら、それが日本の場合だったとしても
神懸かり的に美しい
トヨタ2000GTなどの特殊な超・高級車両になると
実車での現物あわせ的な行為…
なんかが
実際に敢行されていたのかも知れませんよね。
それでなければ
到達できない美しさはこの世に存在し
そのような存在こそが
人類そのものの文化を牽引してきたのでしょう。

ボクの仕事で説明するなら
期日や納期は、厳守すべき絶対的な事柄ではありますけど
その範疇で
より素晴らしいモノの創造を
絶えず意識しているのは間違いありません。

言葉にしてみると…
100点満点中で300点を目指すっ!
そんな感じ。

そりゃあ、絶えず平均点を目指してるような方々とは
否応なく差が開くってもんなのでしょうね。
そして更に
その思い/スピリットは、営業ツールとしても活躍してくれますから
リアルな話として
次の仕事へと力強く繋がっているのです。

グラフィック系のデザイナーなのに
インダストリアル系のデザイナーに影響を受けただ〜???
もしかしたら
疑問に思われたかも知れません。
だけど
僕のクリエイティブが
伊国の物作りスピリットから
多大な影響を受けたのは間違いないでしょう。


Luriha さまへ
最後に縄文人を貼っときますね〜っ♡

か な り 昔 の ゴ ー ル ド 免 許


いいなと思ったら応援しよう!