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父とスペイン語③

こんにちは、Lolaです。
現在オペア留学という制度を利用してアメリカ、
NYの郊外に住んでいます。


前回の記事で2週間のスペイン旅行に行くことが決まったところまで
お話ししたかと思います。今回はスペイン旅行で何が私を変えたのかについて書いていきたいと思います。

成田を出て、フィンランド,ヘルシンキで乗り換えBarcelonaまで行きました。2週間で行った都市はこちら。
Barcelona, Figueres, Montserrat→Valencia→Madrid, Toledo→Granada, Mijas, Malaga→Madrid →Barcelona
この時の観光については別の記事で書いていこうと思います。

2週間のスペイン旅行。
Madridからグラナダへ行き、父にも母と一緒に会いに行きましたが、久しぶりに会った父は私の知っている父とは違い、だいぶ変わっていました。そして父は私より何よりも母が来てくれたことが嬉しかったらしく、私も渡西前はあんなに文句を言ってやる!と意気込んでいたのに父の嬉しそうな顔見たり、3人でGranadaの街のレストランに行ったときはうっすら覚えている幼い頃の思い出と重なり懐かしく感じ、怒りよりも子供の頃から父と母と3人で住み続けていたら私はスペイン語を喋れるようになっていたのかなと思うとなんとも言えない感情が出てきてしまって結局父に怒ることはできませんでした。

実写版サンタクロースかと思うぐらい白いひげw

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父方(当たり前)の従兄弟がMadridに住んでいるのですが、
Madridに滞在中は従兄弟のお家にお世話になっていました。
そこは父の弟の家族で子供(従兄弟)は3人います。
ちなみにそこの家族も離婚をしています。
小さいときに遊びに行っているときからこの家族とは仲が良くて、
離れて暮らしている兄たちよりも距離は近いと思います。(笑)
彼ら(従兄弟ら)はお母さんと暮らしていますが、いつも私や母のことを
快く歓迎してくれます。

言葉が通じないのにも関わらず、いつも笑顔で楽しくさせてくれる従兄弟たち、どちらの家族も離婚していて直接的な繋がりがないのにいつも優しく察してくれる彼らのお母さん。おまけに料理まで美味しい(^^)💓本当に彼らみんなのことが大好きです!!!!!

言葉が通じないとどうしてもつまらなかったり、辛かったりすることが多いと思うのですが、彼らは私をそう思わせないぐらいコミュニケーション能力?が高く、優しく温かく彼らと過ごした楽しい日々は忘れられません。
本当はアンダルシアをもう少し回る予定だったのですが、
彼らといられる時間よりも大切な時間はないよな。と思わせてくれるほど、
彼らたちは温かく、今まで日本で育ってきて”Family”を感じることのなかった私は予定を変えMijasからMadridに戻って家族と過ごすことに決めました。
Madridに戻ってからも彼らの優しさや温かさに感動しながら帰国までの1週間を過ごし、日本へ帰国しました。


と言うのがスペイン旅行でのお話。
高校の時からずーっと接客業で働いてきて、人と関わることが好きな私を変えてくれたのは、”人の温かさ”でした。

そしてその当時は全くスペイン語が喋れなかった私は、この旅行を通して

この素敵なFamily 達とスペイン語で話がしたい!恩返しをしたい!

と思うようになり、本気でスペイン語を勉強し始めることを決めました。

この旅行は今でも行ってよかったなって思えるし、
自分のルーツについても改めて知れる良い機会になりました。
日本でもたくさんの人の温かさを感じてきたけれども、
国境を超えても人の温かさは感じれる。
そう思えた価値のある旅行でした。

次回はスペインから帰ってきた私が3年かけてスペイン語を話せるようになるまでの話をしていきたいと思います。

では、また。
See you soon! :)




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