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Kindle本無料ランキングで3冠。3つのカテゴリーで1位。『正面突破の面接対策』

初出版のKindle本『正面突破の面接対策』ですが、おかげさまで、無料ランキングで3冠を達成できました。

今回は、Kinle本を初めて出版するにあたって作業したことなどを簡単にご報告したいと思います。
(注)2024.12.23 表紙デザイン変わりました。

初出版のKindle本で3カテゴリー1位(無料ランキング)取れました。

無料キャンペーン期間中に1位が取れたらいいなあとは思っていたものの、拡散力がない私、なかなか難しいだろうと予想していました。

しかし、キャンペーン開始翌日に見てみると、下記のような表示が…。

特に嬉しかったのは、比較的競争が厳しい「キャリア」のカテゴリーでも1位を取れたことです。(「キャリア」のカテゴリーは、「ビジネス・経済」直下のカテゴリーです)。

他の書籍の表紙を載せて良いか不安だったのでぼかしています。

カテゴリーの選び方は慎重にしなければならないという話も聞いていたのですが、適合するカテゴリーを発見できず、「ちょっと大きいかなあ」と思いながら登録したものだったので予想外でした。

他には、「学生の就職」カテゴリーでも1位。

「公務員試験」カテゴリーでも1位でした。

私、元来SNSを使うのが非常に苦手でして、仕事だと割り切ってもうまくやれません(無能…)。そのため、X(旧Twitter)のフォロワー数なんて笑っちゃうぐらい少なくて、「やってる意味ないだろ」という感じです。

それでも、無料ランキング1位を取れたのは、noteを読んでくださる方やスキをくださる方々のおかげだと思います。この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございます。

『正面突破の面接対策』の内容

詳しくは、アマゾンの商品ページに記載した目次を確認して頂きたいのですが、「面接選考というものをどう捉えるのか」ということから、「面接時の立ち居振る舞いや表情」、「定番質問への回答の仕方」、「志望動機の作り方」、「自己PRの作り方」、「うまくいかないときのチェックポイント」と、面接対策全般にわたった内容になっています。

特に志望動機や自己PRなどについては、具体例などを挙げながら、その組み立て方を詳しく解説しています。「正面突破」というタイトルにしたのは、付け焼刃ではない、揺るぎない面接力を身につけていただくための内容であることを示しています。

もちろん、細かいことをいえば、他にも気になることはあるでしょうが、今回は、誰にでも役に立つ面接本ということで作りました。今後は、いくつか角度を変えて対策本を出版していきたいと思います。

出版準備から無料キャンペーン実施までの超簡単な記録

Kindle本出版に関するノウハウなどは、他の人が色々書いておられますし、それこそこのテーマでKindle本なども出ているので、私などが出る幕などないのですが、これからKindle本を出そうと考えている人に多少なりとも役に立つかもしれませんし、自分の記録しても少し買いておきます。

KDPへの登録

Kindle本の出版は、KDP(KindleDirect Publishing)にアカウント登録し、各種情報を入力し、自分で原稿を準備して入稿する形になります。

KDPへの登録はさほど難しくはないのですが、1つだけ「税務情報に関するインタビュー」という項目では少し立ち止まりました。

よくわからずネットなどで検索すると「米国以外のTINを持っています」を選択したのちに、「マイナンバー」を入力するなんて情報がたくさんありますが、「アメリカに日本のマイナンバーが通用するわけないだろ!」というのが私の感覚。

私の理解では、米国で有効なTIN番号を入力すれば、米国で本が売れたときの軽減税率が適用されるということなのかな、と思いました。米国で売れることもないだろうし、売れてもごくわずかだろうから米国の税金なんて気にしてもしょうがないかなあと思います。

そこで「TIN番号を持っていません」を選択し、なぜ持っていないかの理由は適当に選べばよいかなと思います。「当局から発行されていない」的なもので良いのではないかなと思います。

念のためですが、KDPのヘルプトピックにもマイナンバーは使えない旨説明があります。

日本のマイナンバーは、米国の税務申告には使用できないため、税務情報に関するインタビューでは使用できません。その場合は、税務情報に関するインタビューで TIN を持っていないと回答するか、米国の Individual Tax Identification Number (ITIN) を申請して、その ITIN を入力します。

税に関する情報の要件 | KDPヘルプトピック


原稿はWordで作成

KDPに入稿する原稿はWordで作成しました。

各種方法はあると思ったのですが、スピードを重視すると一番慣れているWordが良いかなと。やり方もだいたいわかってはいたのですが、やはり不安だったので下記の書籍を参考にしました。読者プレゼントとしてWordテンプレートがあったので、時間短縮のためにありがたく使用させて頂きました。ありがとうございます。

スマホで読む人も多いと思ったので、リフロー型(レイアウトが閲覧デバイスの画面に合わせて自動的に変化する形式)にしました。

今回はとにかくスピード重視で出版まで行きたかったので、Wordにしたのは正解でした。ただ、ペーパーバックの出版などのために、どのように原稿を編集するかは今後の課題です(たぶんWordでやるとは思います…)。

原稿の入稿

KDPにWord原稿をそのまま(他の形式に変換することなく)アップロードします。

その際、本に関する情報を色々と入力する必要があります。

特に難しいことはないのですが、本のタイトルとかサブタイトルとかをローマ字または英語で表記する部分がちょっと面倒かもしれません。ローマ字だと不自然な感じだったので私は英語にしました。サブタイトルなんて英文だったのですが、入力時に!とかピリオドとかも一切使えないことがわかり「…」となりました。ピリオドとかなしでそのまま入力しました。この部分の情報はあまり重要ではないだろうと思います。

あと重要なのは、「内容紹介」、「カテゴリー選択」、「キーワード選択」ぐらいでしょうか。「内容紹介」は商品ページに表示されるのである程度重要かなと思います。私は目次をすべて公開して、中身がわかるようにしました。「カテゴリー選択」は3つまでできるのですが、できれば競合が少なく1位を狙えるものにしたいところ。しかし、まったく無関係なものを選ぶべきでもないので、結局穏便、まともな選択になりました。キーワードは、Amazonサイトでどのキーワードで検索されるときにヒットさせたいかということでしょう。でもこれがどれくらい効くのかは不透明ですね。

もちろん、価格設定なども重要だと思うのですが、ほとんどの人はロイヤリティ70%になる価格帯(250~1250円)で値付けするだろうなと思います。私もそうしました。しかし、何が価格設定として正解なのかは正直まだわかりません。安い方が売れるのかもしれませんが、安すぎるとKindle Unlimited で読まれなくなるかもしれません。この辺りは、いくつかのバリエーションで試すしてみようと思います。

ブログ記事をKindle本にする時の注意点

noteの記事とか、他のブログの記事とか、もちろん自分で執筆した記事ですが、こういうものをまとめてKindle本にしようとするときは、KDPの審査で「コピーコンテンツ」と判断されないような処置が必要です。

KDPは入稿するとAmazonによる原稿の審査が行われます(ステータスは「レビュー中」になります)。その際、ネット上に重複するコンテンツがあると、「あなたに著作権はないのではないの?」という形で「審査落ち」になる可能性があるとのこと。自分の記事でも、Amazonからすれば疑義が生じるというのは当然だと思います。

私の場合、原稿を入稿した後に、noteの無料記事とか、他のところに発表している記事との重複を思い出し(気づくのが遅い)、あわててネット上の記事を下書きに戻したりしました(noteの有料記事は公開部分がよほど広範囲でなければ大丈夫なのかもしれません。保証はできませんが。)。

「あなたに著作権はないのでは?」という形で審査落ちになっても、指定期間内に再度入稿すれば審査を通ることが多いようなのですが、時間もかかるし嫌ですよね。

審査は72時間以内に完了すると案内がありましたが、私の場合48時間程度で審査を通り「出版準備中→販売中」とステータスが変わりました。ネットなどで調べると24時間以内に審査が完了することが多いという話があるので、私の場合はちょっとかかった方だと思います。やきもきしました。

無料キャンペーンについて

KDPに登録した書籍は登録期間の90日間の間に、5日間の無料キャンペーンを行えます。無料キャンペーンを行う理由は下記の通り。

  1.  知名度がないところから書籍を知ってもらう

  2.  カテゴリーランキング上位を狙う(その結果を後日活用)

  3.  レビューを書いてもらう

  4.  キャンペーン終了後のランキングにプラスの影響

今回は3日間分を消費し、上記の目的のうち、2.については当記事のタイトルどおり達成しました。

4. についても、無料キャンペーン終了後には、「面接対策」のキーワードで検索するとスポンサー広告を除き、なんと1位で表示されていました
(ログアウトしてブラウザのキャッシュを削除してから検索したので確かなはず。)

他の書籍にはモザイクかけています。

しかし、1.3.はなかなかです。2.についても、どう活用できるのかがいまひとつわからず。ここからまた試行錯誤です。

無料キャンペーンはKDPで「〇月〇日~〇月〇日まで」という形で設定するのですが、タイムゾーンの関係で、日本では0:00スタートのつもりでも17:00スタートになります(サマータイム期間は16:00)。KDPの画面上で、設定した内容の確認がしにくく(というかできない)ので、告知のときに私は日付を間違えたりしました…。まあ、自分の確認が悪いのですが。

それに、終了時間が自分の考えていたのとは違って、24時間遅くなりました(笑)。なんでしょうね。私がおっちょこちょいなだけでしょう。

まあ、2.4. の目的を達成しただけでも良しとします(4. はこの後どうなるかわかりませんが)。

無料キャンペーンは終わってしまいましたが、興味のある方は是非お読みください。Kindle Unlimted なら無料で読めます。

※ 常時30日間無料体験が実施されています。

すぐに次回作も出版したい

次回作(面接対策本)についても、すでに構想はありますので、できる限り早く出したいと思っています。面接対策本以外にも出したいという気持ちはありますが、少しずつですね。

とにかく、今回の初出版に関して、記事にスキをしてくださった方、Kindle本を入手してくださった方など、本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。

#kindle #書籍 #面接 #就活 #転職 #公務員試験 #面接対策


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