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横山由依卒業コンサート②

ゆいはんの卒業コンサートとなれば、OGゲストも豪華だ。まずは伊豆田莉菜。なんと、あのいずりなが、タイチェンマイからCGM48の代表として、ゆいはんと仲の良い後輩として、来日してくれた!(誰を1番最初にゲストとして出してんねん) MCの時間に登場し、汚ったないゆいはんの部屋を掃除しに行っていた話をしていた。

16曲目「月と水鏡」ゆいはんのソロ曲。この曲がラジオで初オンエアされた時の、オールナイトニッポンを覚えている。指原莉乃さんがこの曲をめちゃくちゃ好きだって言ってたのをしっかり覚えてる。そんなことを思い出しながら。

17曲目「セーラーゾンビ」この曲の終わりに、現在女優として活躍している元AKB48の川栄李奈さんが登場。「いずりなの後だったから出てきやすかった」そうだ笑。ろきちゃんがAKBを知るきっかけになったのは、AKB48のオールナイトニッポンなのだが、毎週週替わりでパーソナリティが変わるその中で、ゆいはんと川栄李奈さんの回がめちゃくちゃ好きだった。何回かわかんないほどに聴いた。浪人してた頃を思い出す。

その後も、大島優子さん、指原莉乃さんなどがゲストとして登場する。

25曲目。「RIVER」歴代総監督3人による「AKB〜」で始まる。その瞬間、ろきちゃんだけじゃない、全国のオタク達の鳥肌が立ったことだろう。どの総監督の掛け声も全く違う。それぞれの音がある。その3つのハーモニーが聴けるのは、もしかしたら最後だったのかもしれない。きっとその声をメンバーもファンも噛みしめたに違いない。

28曲目。「タンポポの決心」コンサート本編最後の曲にゆいはんが選んだのが、この「タンポポの決心」だった。道端でそっと冬を耐え忍びながら、春に咲き誇るタンポポのように。まるで、アイドル横山由依を表現したかのような楽曲。

アンコール明け。ドレス姿のゆいはん。卒業生が全員通る道だ。きっと、卒コンアンコール明けのこのパートは、嫁に出すみたいなそんな決意と重みのある儀式なんだと思う。ゆいはん卒業ソロ曲「君がいなくなる12月」「見えない空はいつでも青い」「重力シンパシー」明るい門出だ。しんみりとされるよりも、明るさを表現された方が何かが目から落ちてくる感覚が強い。ありがとう。

現総監督向井地美音からゆいはんへサプライズのお手紙。全てが詰まっていた。「頑張ることをかっこいいと思えた」それはゆいはん総監督がいたから。2代目総監督と現総監督の関係を窺い知ることなど、我々いちファンには到底敵わぬが、それでもこの2人のことがよく分かる、そして、これからもAKBから目を離すことが出来ない、と思わせる素晴らしい手紙だった。

ラスト「少女たちよ」このコンサートの1曲目にゆいはんがソロで歌った曲と一緒だ。今度は、出演者みんなでフル披露だった。始まりと終わりは一緒。きっと、ゆいはんがAKBに入ってきた時も、今まさに卒業しようとしている今も、同じ気持ちだと。何がなんでも「走るんだ」ということなのだろう。かなりの回数聴いてきた曲だったが、またまた新しい曲に思える。そして、また別の人が披露する時には、また新しく聴こえるのだろう。そうやって歴史として少しずつ積み上げられていくのだろう。

卒業コンサート完。

いやはや、実に綺麗だった。

ありがとうございました。

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