やるやん!アメリカ。本気度を垣間みたワクチン接種までの道のり。
この度、コロナワクチンを無事接種してきました。種類によって2回接種か1回のみかにわかれますが、わたしは1回ポッキリのものでした。
あんなに絶望的に毎日凄まじい数の方々が犠牲になり、文字通りの引きこもり生活を続けること1年強。
つい2週間程前までは、ジャニーズがどこぞの人気アーティストのコンサートのチケットかいな……と思うほど、予約すらとれなかったのに、気がつけばあれよあれよと無事接種に辿りつきました。このスピード感は
やるやん!アメリカ!本気度が凄いやん!というのが正直な感想です。
そのタイムラインをシェアしようと思います。
ポイントは以下の3つです。
❶政府の方向性
❷予約システム
❸当日の流れ
❶政府の方向性
2021年1月に大統領が変わり、大統領自ら国民へマスクの着用の呼びかけ、ワクチン接種の早急な拡大が発表されました。今までは、マスク着用よって感染を防ぐという最低限のことすら当たり前に行われず、犠牲者は増えるばかり。毎日ニュースで増え続ける犠牲者の数を見て怯える日々でした。
しかし、新政権になってから当たり前のことが当たり前に行われるように正式に発表されたことは、大きな安心になりました。もちろん、いろいろな人がいますので守らない人はいます。
ですが、国のトップの正式な発表が首尾一貫して科学に基づいた指針という安心するには十分なものであるというのは大きな変化でした。
❷予約システム
全てオンライン。合衆国といううくらい、州よってシステムは異なると思いますが、大抵の州はウェブサイトに個人情報を登録。じぶんが接種対象になる順番がまわってくる連絡を待って、各自予約というものでした。わたしは妊婦であるため、早くから対象に繰り上げ。
しかし、つい2週間程までは予約の空きがない状態でしたが、わずかな期間ですぐ連絡が来て、接種までに至ったスピード感は凄いなと思いました。
❸当日の流れ
わたしの予約時間は3:06pm。
予約の時間が2分ごとという聞き慣れないものでしたが、これは、全体の人数を把握するものであり、実際に行くと到着したひとから並ぶスタイルでした。
広大な駐車場と6ft(180cm)大規模な人数を収容できる施設。
会場はいつもなら屋外のイベントが行われていたところです。駐車場には警察官が等間隔に配置され、車を誘導。
駐車場から会場まで距離があるので、ゴルフ場で見かけるようなカートが数台往復し、運転手の警察官が
「乗ってくかい?」ととてもカジュアルに道行くひとに声を掛けていました。
スタッフの誘導もスムーズで、データも全てコンピューターで管理。身分証を提示して、予約の確認が完了できれば接種の流れです。
接種後は15分別の場所で座って待機。異常がないことを確認して終了です。
ワクチン完了!のシールももらえます。
ワクチンを接種したからといっても、事態は完全に収束したわけではありません。引き続き気を引き締めて、感染対策に努めていきます。
せめて、春になってきたので外の風を浴びられるような安全なところで、うちの桃太郎さんこと長男を遊ばせてやれたらなと思っています。
あのパンデミック真っ只中、何の打つ手もない絶望の日々から、ワクチン打てた!!と思えるスピード感はこの国に来てよかったな〜と思える出来事でした。
本気度凄いやん!やるやん!!アメリカ〜!!