【12個】京大生が経験した役に立つ・学びの多いバイトを紹介する
大学および大学院の6年間で様々なバイトを経験しました。それらをランキングにして紹介します。
お金を稼ぐという観点から、少しバイトと異なるものもランキングに入れているので、ご了承ください。また、単発バイトなども入れているので、12個と数が多くなっています。
以下の項目で評価し、ランキング化しました。
・給料
・楽しさ
・しんどさ
・学び
前置きは短めにして、さっさと本編に行きましょう。
順位の高いバイトの方がより詳細に紹介しているので、最初の方は流し見で大丈夫です。
12位:劇場セットの解体
12位は劇場セットの解体作業のバイトです。
これは単発バイトとして行ったもので、京都劇場での劇団の公演終了後に劇セットの解体を手伝う、というバイトでした。公演終了が21時頃だったので、22時くらいに京都劇場に集合してそこから数時間かけて解体作業を行いました。
このバイトのメリットとデメリットを以下にまとめます。
メリット
・体力がつく
・ガテン系の労働者さんたちと働く貴重な経験となる
・華やかな仕事を裏で支える、必要不可欠な人たちのことを知ることができる
デメリット
・しんどい
・その割に給料はあまり高くない
・夜遅くの労働で生活リズムに影響がある
12位となった理由は、なによりもしんどさです。とにかくしんどかった。ひたすら重いものを崩して運んで、ひたすら掃除して。慣れていないこともあり、「いつ終わるのだろう」とずっと考えながら仕事していました。
しかも、その割には給料は高くなかったです。時給換算すると、900円くらいだったと覚えています。
また、社員さんたちはガテン系の方ということもあり、ちょっと怖かったです。私は怒られませんでしたが、別のバイトの方が怒鳴られたりしていました。怖かった。
仕事中の安全のためには、怒るのは仕方ない部分もあるとは思いますけどね。
11位:握手会のはがし
アイドルの握手会のはがしも経験しました。
こちらもかなり特殊な単発バイトでした。担当したのは坂道系のような大規模な握手会ではなく、6人ほどのアイドルグループが一列にまとまってお客さんを順に迎えていくような握手会でした。そのため、会場もイベントホールなどではなく、小規模なライブハウスでした。
しかし、お客さんの数はとても多く、そのアイドルグループの人気をうかがうことができましたね。握手券を何枚も持って何週もするファンの方もいました。ハロプロとかのアイドルさんだったと記憶しています。流石の人気でしたね。
このバイトのメリットとデメリットを以下に示します。
メリット
・話のネタになる
・アイドルが可愛かった
デメリット
・あまり得るものがない
11位となった理由は、デメリットに書いた通り「得るものがない」点です。経験した後の話のネタにはなりますが、それくらいですね。バイトを通しての成長を望むのならば、もっと別のバイトを選びましょう。
念のため言及しておきますが、アイドルさんとの絡みや会話は一切ないです。というより、あったらダメです。
10位:高級料亭のホール
続いては、高級料亭のホールです。
大学が京都であったこともあり、京都の花見小路通にある料亭でのバイトを経験しました。花見小路通とは「ザ・京都」と言えるような、石畳みの道路の脇を老舗料理店や小売店が固める通りで、舞妓さんがいらっしゃったりするような通りです。
このバイトのメリットとデメリットを以下に示します。
メリット
・まかないが美味しい
・礼儀作法などを学べる
デメリット
・人間関係がドロドロしていた(お局など)
・「お前ら不倫か?」と思ってしまうようなおじさん&若い女性の客もいる
あんまり楽しい思い出がないので、このバイトに関する詳細の記述は控えさせてください(笑)。店内の人間関係がしんどかったです。京都の老舗の店だからなのでしょうか?いや、それは偏見か。
デメリットの2点目も私の偏見は大いに混じっていると思いますが、たくさんいましたね。
9位:ビジネスホテルのフロント
第9位はビジネスホテルのフロントです。
このバイトは大学2回生の頃に行いました。いくつかあるチェーンホテルで、お客さんは常に一定数いました。
また、お客さんの客層も特徴的でした。京都という土地柄、9割が外国人の方でした。中でも最も多かったのは中国人の方で、韓国人、欧州人と順に続くような割合でした。
業務内容は、基本的にフロントに立ってチェックイン/アウト対応です。その他、お客さんの困りごとに対応するなどの業務もありましたが、お客さんがフロントに尋ねに来ることはあまりありませんでした。
このバイトのメリットとデメリットを以下に示します。
メリット
・英語の勉強になる
デメリット
・チェックイン/アウト対応以外の時間は立ってボーっとするしかなかったのでとてもきつかった
英語の勉強を目的に始めたバイトでしたが、実際に英語を使う機会はたくさんありました。しかし、後で紹介するカプセルホテルフロントの方が英語をたくさん使ったので7位という結果にとどまります。
ホテルフロントのバイトに興味のある方は、後のカプセルホテルフロント体験談の方を参考にしていただくのがおすすめです。
8位:iOSアプリ開発インターン
第8位はiOSアプリ開発のお仕事です。こちらはインターンとして参加しました。
この仕事をする前はずっとweb制作のインターンをやっていました。しかし、「何かステップアップしたいなあ」と考え、独学でiOSアプリ開発を勉強し、自作アプリをApp Storeにリリースしました。そしてそれをポートフォリオのような形でアピールし、参加させてもらいました。
勉強に要した時間は1.5か月ほどでした。もともとweb制作をやっていたこともあり、勉強は比較的スムーズに進めることができました。Udemyというサイトを使って独学していました。
仕事内容は、Bluetooth関連のアプリの開発でした。初めてのことだらけで食らいつくのに必死でしたね。わからないことが出てきては調べての繰り返し。とても大変でしたが、たくさんの技術を学ぶことができました。
この仕事のメリットとデメリットを以下に紹介します。
メリット
・エンジニアとしての知識や働き方を学ぶことができる
・知識的に難しいことでも調べて乗り越える姿勢が身に着く
・望むならば、キャリアに直接つなげることも可能
デメリット
・意外と給料は低めだった(1000円だったと記憶しています)
・始めるのに多少の勉強は必要
やはり、エンジニアとしてのキャリアを切り開くことができるのは大きなメリットと考えられます。私はそのようなキャリアを選びませんでしたが、エンジニアに興味のある方には是非挑戦してほしいお仕事です。
7位:家庭教師
7位は家庭教師のバイトです。
大学生の王道バイトの1つですね。高校1年&中学2年の姉弟の家庭教師を1年ほど続けました。数学とたまに化学を教えていました。
このバイトのメリットデメリットは以下です。
メリット
・給料がいい(6000円/2時間)
・夜ごはんやお菓子をもらえる
・横についてわからないところを教えるだけなので楽
・中高生との会話は新鮮で楽しい
デメリット
・学びはほとんどない
・週に何日も入れるわけではない
家庭教師の最大のメリットは、その時給の高さです。京大生だったこともあり、かなり時給はよかったですね。
ごはんを出してもらえるのもありがたかったです。誕生日にはプレゼントをくれたりもしました。このあたりは雇い主の家族の方の人柄によりますが。私は大当たりのご家族で、とても優しい方ばかりでした。
また、高校2年くらいまでの数学であれば、その場でパッと問題を見れば解き方を教えることは可能なので、これといった授業の準備も必要なく、とても楽にお金を稼ぐことができるバイトでした。
6位:web制作インターン
続いてはweb制作のインターンです。
先ほどのiOSアプリ開発インターンと同様に、こちらも独学してスキルを身に着けた上で雇ってもらいました。
メリット
・エンジニアとしての知識や働き方を学ぶことができる
・知識的に難しいことでも調べて乗り越える姿勢が身に着く
・望むならば、キャリアに直接つなげることも可能
デメリット
・意外と給料は低めだった(1000円だったと記憶しています)
・始めるのに多少の勉強は必要
メリットとデメリットはiOSアプリ開発インターンとほぼ同じです。
web制作ならではのメリットとしては、webデザインに関する知識が身に着くことでしょうか。普段のなんとなくwebサイトを眺める時間において、
webサイトの構造の作り方やそこに対する意図を汲み取ることができるようになります。
5位:大衆居酒屋のホール
次は大衆居酒屋のホールです。
このバイトは私が大学入学してすぐに始めたバイトです。なぜか「大学生のバイトと言えば居酒屋っしょ!」という思いがあり、他のバイトには目向きもせずに始めました。大衆という言葉の通り、いくつもチェーン店がある馴染みやすい居酒屋でした。
私は主にホールでの接客を担当しました。一年半ほど続けましたが、最終的にはホールリーダーくらいにはなっていました。居酒屋は続けていくと勝手に役割が上がっていきましたね。学生バイトが多いので、上回生が就活などで辞めていくと自然と役職が上がります。
このバイトのメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
・飲食店員さんに優しくなれる
・基本的な接客マナーを身に着けることができる
・まかないがある
・お酒に詳しくなれる
デメリット
・ある程度続けると学びは頭打ちになる
・体力仕事もそれなりにある
・残飯処理など、潔癖の人には難しい
・時給はあまり高くないことが多い(950円でした)
居酒屋バイトの最大のメリットは「飲食店員さんに優しくなれること」だと思います。飲食店で働くことで、接客の大変さや裏での頑張り、粗悪な客への腹立たしさなど様々なことを学ぶことができます。そのため、逆に自分が客として飲食店に行ったときに、いわゆる「モンスター客」にならずに済みます。店員さんのことを慮ることができるようになります。
逆に、デメリットはそれ以上の学びはあまりないことでしょうか。ある程度接客を経験したら、そこからは惰性で続くバイトだと思います。「チームワークなどを学べるではないか!」という意見も想定できますが、それは他の多くのバイトにも言えることです。チームで働くバイトだったらどこでも学べることで、居酒屋ならではの学びではないです。
そのため、1年ほど続けたらさっさと違うバイトに移るのがおすすめです。
4位:webライター
続いてはwebライターです。
この仕事は求人サイトをプラプラと見ていたら見つけて応募し、働き始めました。就活に関する記事を書く仕事でした。大学3年くらいから始めたので、就活をしたことがないにも関わらず就活の記事を書いていました(笑)
余談ですが、「世の中の就活サイトも大体はこんな感じで就活したことない人間が書いているのかもな」と思うようになりましたね。
最大の特徴は、時給労働ではないことです。記事の文字数に対して報酬が発生するので、時間や場所を問わず好きなTPOで働くことができます。大学の授業の空き時間や電車移動など、様々なスキマ時間を活用しながらやっていました。
報酬単価は最初は1文字1円でした。そのため、3000文字の記事1つを書き上げると3000円です。続けるうちに単価が上がっていき、最後は1.4円/文字でした。そのため、3000文字の記事で4200円、5000文字の記事で7000円です。続けるうちに書くペースも上がっていくので、時給換算すると時給はどんどん上がっていきます。
このバイトのメリットとデメリットは以下です。
メリット
・文章力の基礎が身に着く
・発信することへの抵抗がなくなる
・書く内容の分野に詳しくなる
・文字数に対しての給料なので、好きな時間に好きな場所で働ける
デメリット
・書く内容に興味がないとしんどい
・人との交流はあまりない
「文字による発信への慣れ」が最も大きなメリットであると感じています。このバイトをきっかけに今もnoteやブログを楽しくやっています。1つ趣味?ができたのは私の人生にとってとてもプラスでした。
そして、このバイトを始めるのならば、書く分野については十分に意識してほしいなと考えます。その理由は、記事の内容の分野によって充実度や学びがまるで変わるからです。
私の場合、就活についての記事を書いていたので、自身の就活前に様々な就活情報を学ぶことができました。就活を始める時期だとか、自己分析の方法だとか、特定の企業や業界に関する研究の記事だとか….。それらを学びながら記事を書き上げていくので、「お金を稼ぎつつ自分のための勉強もできる」というとても充実した時間でした。実際、自分の就活が始まった時には、この仕事での学びを活かして就活を進めることができました。
しかし、これが書く内容が変わると全く充実度が異なります。このwebライターのバイトは内容に興味が持てない場合はかなりきついです。
私がこのバイトを辞めたのも書く内容が変わったことが理由です。2年ほど続けた後、担当するメディア媒体が変わり、ホストやキャバクラなどの夜遊びに関するメディアを担当するようになりました。これがとにかく楽しくなかった。学びにもならないし、内容に興味も持てない。そのため、「こんな内容ならもういいか」となり、辞めました。
webライターに興味があるみなさんも、内容の吟味だけはしっかりと行ってください!
3位:賃貸紹介の営業アシスタント
栄えある第3位は賃貸紹介の営業アシスタントです。
このバイトは、1~3月の引っ越し繁忙期に短期バイトとして経験しました。仕事内容は、賃貸紹介店にいらしたお客さんをお部屋見学に連れていくというものでした。
仕事の流れは次の通りです。まず、店舗にいらしたお客さんに対して、社員さんがおすすめのお部屋選定や紹介を行います。そして、それらの部屋にお客さんが見学に行く際に、私が車でお連れする、という流れでした。そのため、基本的には「お客さんと一緒に部屋を見て回ること」が仕事内容でした。
それ以外の業務としては、部屋の写真を撮りに行く仕事などもありました。これは、物件紹介サイトに掲載されているような部屋の写真を撮りに行く仕事です。部屋全体、キッチン、洗濯機置き場、トイレ、風呂、ベランダからの景色、駐輪場の写真などなど、サイト用の写真をたくさん撮りました。
メリット
・営業力やトーク力が身に着く
・給料がいい(1500円/時間)
・車の運転や社内でのお客さんとの会話が楽しい
・様々な賃貸部屋を見るのが楽しい
・繁忙期だと長時間シフトが可能なため、たくさん稼げる
デメリット
・お客さんがいない時間は暇
このバイトの良かった点は「営業力やトーク力の強化ができたこと」です。私がこのバイトに挑戦した理由がまさに「営業力を身に着けるため」だったのですが、その望み通りの経験ができました。十分な営業力に達したかどうかは別として、貴重な経験でした。
それまでの私は、営業というものを「なんか押し付けがましいな」とか「相手にモノを強制させるものだ」などと嫌悪感で考えており、どうにも上手くできませんでした。
しかし、このバイトを通して、営業とは「こちらの望みを押し付けて叶えること」ではなく、「相手の深い望みを引き出しつつ、それに合ったこちらの商品を提供することで結果的にwin-winの関係となる」ことだと学べました。そこからは、営業というものに対する嫌悪感もなくなりました。むしろ、ちゃんと相手を幸せにする行為なんだなと理解できました。
また、別のメリットになりますが、単純にお客さんとのドライブやお部屋見学は楽しいです。先ほどの居酒屋バイトとは違い、一人のお客さんと関わる時間が長く、様々なおしゃべりをすることができます。1-3月に物件見学に来るお客さんは新生活を控えた方が多く、みなさんどこかソワソワと楽しそうにしています。そんな方たちの新生活への期待や不安を聞くのはとても楽しかったです。京大入学を控えたお客さんが多かったこともあり、大学生活の話などもとても盛り上がりましたね。
「お兄さんが案内してくれたから選んじゃったわ」と契約頂いた際はとても嬉しかったです。
2位:デザイナーズカプセルホテルのフロント
惜しくも第2位となったのは、デザイナーズカプセルホテルでのフロントのバイトです。
このバイトは大学院2年~修了までの1年間していました。とても綺麗でおしゃれなカプセルホテルで、お客さんへのホスピタリティに溢れているのが特徴でした。京都の観光地へのアクセスが便利なホテルで、外国人のお客さんがたくさん来ることも特徴の1つでした。
このバイトのメリットとデメリットを以下に紹介します。
メリット
・英語の勉強になる(とても!)
・異文化交流ができる
・職場がおしゃれ
デメリット
・コロナ期間はお客さんが少なくて暇
・清掃などの体力仕事もしばしば
このバイトのメリットは何といっても「英語の勉強になること」です。第7位で紹介したビジネスホテルのフロントでも英語の勉強はできましたが、こちらのホテルの方がずーっと英語の勉強になりました。その理由は大きく分けると2つです。
1つ目は、様々な異文化を持ったお客さんとの会話ができることです。それゆえに、様々な海外文化の話を聞いたり、訛りの入った英語のリスニング体験ができます。
というのも、カプセルホテルには様々な国からのお客さんが来ます。実は、海外にはカプセルホテルという文化がありません。治安などの観点からなのかもしれませんが、日本特有の文化なのです。そのため、外国人にとってはカプセルホテルは新鮮なもので、お客さんの中には「カプセルホテルに宿泊すること」を旅の目的の1つにしている方もいらっしゃいました。バックパッカーの方などもしばしば宿泊されるので、行って楽しかった国の話を聞くなどしてとても勉強になりました。
2つ目の理由は、お客さんとの距離が近く、会話のチャンスが多いことです。これは、カプセルホテルならではというよりは私が勤務したカプセルホテルならではなのかもしれませんが、お客さんとの距離が近く、多くの会話をすることができました。1Fがフロント兼フリースペース(広め)となっており、そこでくつろぐお客さんとの会話が頻繁に発生したためです。
ホテル設備についての説明や周辺おすすめスポット紹介などの基本的なホテルフロント対応会話に加えて、「どこから来たの?」「どんな仕事してるの?」「日本どう?」といった会話から様々なプライベートな会話もできました。
最も濃い会話の時間を過ごしたエピソードを1つ。12月31日夕方~1月1日0時の年越しの瞬間に、アメリカ人、ロシア人、アルゼンチン人、台湾人、ドイツ人の方々と飲みながら年越しという体験をしました(笑)。もちろん全員初対面です。23時頃には、先述のフリースペースは年越しのカウントダウンを控えたお客さん同士で軽い飲み会状態でした。私も働きながら時々その会話に混じったりしていたのですが、社員さんから「今日はもう早めにあがっていいよ、あそこ混じっておいで(笑)」と言っていただき、その飲み会に参加しちゃいました。
英語の駆使に頭をフル回転させながらも、とても楽しかったですね。それぞれの国の全く異なる年越し文化やお仕事の話とか、日本の女性はキレイだ!でもオレは自国の女性のが好きだ!いやいや日本でしょ!とか(笑)名前も知らない人たちと様々なおはなしができました。日本語を勉強中のロシア人と互いに日本語と英語を教え合ったりもしました。
アルゼンチン人の方はとても陽気な方で、酔いが回るとひたすらアルゼンチンがワールドカップで優勝した瞬間の動画を見せて回り、「メッシー!うおおおお」と歌っていました(笑)
このように、外国人のお客さんとの距離が近めで多くの会話ができるという点から、カプセルホテルのフロントのバイトはとてもおすすめです。
1位:web制作のフリーランス
堂々の第1位は、web制作でのフリーランスです。
これはバイトとは異なるものなのですが、「お金を稼ぐ」という点では同じかなと思い、ランキングに入れさせて頂きました。どうしてもおすすめしたかったのです!
独学でwebサイト制作を勉強し、フリーランス活動に取り組みました。本来ならどこかweb制作会社などで経験を積んだ上でフリーランスになるのが王道のルートなのですが、勢いと行動力だけが取り柄だった当時の自分は、独学の末にいきなりフリーランス活動に進みました。
そのため、第6位でweb制作のインターンを紹介していますが、私はweb制作フリーランス→web制作インターンという順序で経験しています。普通は逆です。
メリット
・「お金を稼ぐ」ということのあらゆるプロセスを学べる
・すべて自分のやりたいようにやれる
・達成すると圧倒的な自信がつく
・好きな時に好きな場所で働ける
・自分の頑張り次第で時給は無限に上がる
・「雇われの身でなくとも生きていけるんだな」と気づくことができる
デメリット
・花が開くまではしんどい
この仕事の最大のメリットは、「すべて自分で責任を持ってできること、そしてその経験によって得られる学びや自信がとてつもなく多いこと」です。
フリーランスという働き方なので、0から100まですべて自分で決めることができます。というより、決めなければならないです。web制作フリーランスの場合、どんなサービス(サイト制作)を提供するのか?どのような単価で?どのくらいの納期で?支払方法は?税金の処理は?そもそもどうやって仕事を取ってくるのか?などなど。
これらを自分なりにいっぱい悩みながら決めて前に進んでいく過程は非常に貴重な経験で、どんどん成長することができます。時給で働くならば「自分の時間」を提供するだけで良かったものが、フリーの場合「サービスの価値」を提供する必要があるので、そこに向けての試行錯誤の過程がとても大変で、難しくて、そして楽しいです。
また、当たり前ですが、そこに対しての責任も伴います。「お仕事受けますよ!」と言っておいて「やっぱ無理でした、辞めさせてください」なんてことは不可能です。受けたからには最後までお客さんの望みを満たす必要があります。そういった仕事への責任感も学びの1つです。
このように書き連ねると自分で進めていくことの大変さばかりが目立ちますが、大変さばかりではありません。自分でやっていくということは、自分の工夫次第で報酬アップや業務改善が可能であるということです。
「この方法でやれば成果物は変わらずに工数を半分にできるな」とか「ちょっと単価上げてみるか」とか。そういった目標への計画立てや試行錯誤の繰り返しのプロセスはバイトでは得られないもので、とても充実した楽しいものです。
また、もう一つ言及しておきたいのは、やり遂げたあとの達成感です。何もない状態から独学によってスキルを身に着け、さらにそれを価値として他者に提供し、その報酬として金銭を得るという一連の体験には、他では味わえないような大きな達成感が伴います。その後の人生における大きな精神的支えになります。
困難を目の前にした時に、「あんなすごい体験できたんだし、自分なら大丈夫」と立ち向かっていけるようになります。また、困難に対しての様々な試行錯誤のプロセスも経験済みなので、困難を解決するプロセスも得意になっていたりします。
さいごに
自分が経験したバイトを吐き出すような形でつらつらと書きました。
長い文章となったにも関わらず、最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
この文章がみなさんの人生に少しでも良い影響を与えることができたならば幸いです。
それではみなさん、引き続き良い一日を!