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logue/ローグ 山梨県上野原市上野原2075-1 障害福祉サービス(生活介護事業所)とカフェがひとつになった場所 0554-67-8680 Mail : info@logue00.com HP : https://logue00.com

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最近の記事

まだ知らないだけの景色をきいてみる

上野原市の魅力を表す言葉が決定した。 「まだ、知らないだけ。」 僕はこのブランドメッセージをとても気に入っている。 市外の人がまちの魅力を知ることも、市内の人がまだ知らないまちの表情を再発見することも、その両方を含みながら、内と外の境界線がゆらいでいくような未来が浮かんでくる。 “当事者” “障害”というカテゴライズや、境界線がなくなればいい。 logueが目指す未来ともつながっていくような気がする。 このブランドメッセージをもとに映像作品をつくってみたい… 世界に溢れ

    • bookmark#2

      2023年5月27日 『ちづる』『僕とオトウト』2作品の上映会を開催した。 監督の赤﨑正和さん、髙木佑透さん、さらにふたりの師匠である池谷薫監督もサプライズでlogueに訪れた。 屋台やキッチンカーがイベントに彩りを添える。 これまで関わった人たちがlogueに集い、今日という1ページを共有している。 最終上映回終了後、シャッターは開け放たれ、上野原の街とlogueがつながる。あちらとこちらの境界線が無くなる時を予感させる。 夕暮れの時はよい時。 計3回の上映を終え、赤﨑

      • bookmark の後に

        2022年11月5日 bookmark を開催した。 logueから地域へと発信する初の企画。 訪れてくれた皆さんと映画『ちづる』を共通体験にして、 考える場をつくりたい。 あらためて、ここから言葉を紡いでいきたい。 そんな願いを込めてつくりあげた日。 bookmarkをきっかけに、logueに集う人たちがいて それぞれの時間が再び交わったり、新たにつながったりと 確かに、あの日あの場所にはたくさんの言葉があった。 言葉が生まれるその背景には、考える行為がある。 映画を観

        • bookmark

          2011年 東中野の小さな映画館で『ちづる』を鑑賞した。自閉症の妹を撮影した兄、赤﨑正和監督によるドキュメンタリーだ。 暗闇の中、「自閉症の弟の兄」である僕は「自閉症の妹の兄」である赤﨑さんの視点を通して、予期せぬ形でこれまでを振り返ることとなった。 幼いころからうまく言語化できなかった気持ち、生活の中で浮かんでは消えていったいくつもの感情が、会ったこともない誰かのつくった映像の中に散りばめられていた。 ――いつか赤﨑さんと会って話がしてみたい。 そんな漠然とした思いを抱

          その名前とロゴマークについて

          logueとは、「話」という意味を持ちつつ、それだけでは言葉として成り立たない接尾語のひとつだ。proを足すことで、prologue(プロローグ:物語の始章)となるように、何かとつながることでひとつの「言葉」になる。 この場をつくるうえで大切にしたかったことがある。 発話される言葉はもちろん 言葉になる前の想い、身振り手振り(ボディランゲージ)、表情の変化、 声にならない声、本人や家族が生きてきた背景、これまでとこれから… そのひとつひとつと向き合うことを、絶対にあきらめた

          その名前とロゴマークについて

          note

          白紙のままだったnoteに、これから少しずつ書き留めていきたいと思う。   5月1日に生活介護事業所としてスタートを切った「logue」 実はいくつか名前の候補があって、それが「note」だった。   英語のnoteには、日本語の「ノート」で表現されるようなnotebookの意味はない。 残された小さなメモ、ちょっとした手紙のようなイメージだ。 メンバーや家族がそれぞれ生きてきた背景や、これからの時間の中に想いの断片があって、そのひとつずつを丁寧に読み取り、一緒に書き留めてい