退学を検討している学生たちを助けて欲しい。
4月が終わった。
昨晩はレシートに書かれている「るろうに剣心」が「うるおい剣心」に見間違え、「うるおい剣心って何?」って一瞬考えてしまうくらいだったので、更新せずに寝た。まじで、「うるおい剣心」って何、私。
コロナ禍で大学生が困窮している。
親の収入減により、大学を退学しようと検討している学生が2割を超えている。
大学生らに対する新型コロナウイルス感染拡大の影響を調査する学生団体は29日、親の収入減などで退学を考えていると回答した学生が20・3%に上ったと発表した。22日に調査の中間報告を公表した際は7・8%だった。学生が経済的に学業を続けることが困難になっている状況がより鮮明になった。(東京新聞)
国・地方自治体には、どうにか学生たちを助けてあげて欲しい。
学生たちには、大学を退学することは踏みとどまって欲しい。
少し前、2010年代になる前くらいからか、「大学全入時代」という言葉が聞かれるようになった。
「大学全入時代」:少子化で大学や短大への入学希望者が急減し、大学や学部の新設で入学定員の数が微増して2007年春に同数となる、つまりえり好みしなければ全員が入学できるようになると予想されていた。しかし、景気回復の影響で入学希望者が予想を上回り、実際に同数となるのは数年先に持ち越された。しかし、知名度が低い私立大を中心に、すでに全入どころか定員割れが相次いでいる。(増谷文生 朝日新聞記者 / 2008年)<コトバンクより>
選ばなければ、大学に進学できる、というものだった。
選ばなければ大学には入れる。
しかし、もちろん、入学金・授業料はかかるから、学費が払えるのならば、ということがつきまとってくる。
経済的に困窮している学生には奨学金がある。その多くが貸与型だ。一番有名なのは日本学生支援機構の奨学金だが、期間が終われば、借りていたお金は返さなければならない。
「奨学金」とは名付けられているが、「学生ローン」であり「借金」だ。
給付型の奨学金は増えてきたが、まだ少ない。また、狭き門だ。そういうものだとは承知ではあるが、「とっても優秀」で「まぁまぁ経済的に困窮していなければ」ゲットするには難しい。
いつも中間地点の人たちは、苦労をする。(*個人的な感想)
経済的に豊なものにとっては、お金を積めば大学には入れる。しかし、大学に入りたくても、経済力が乏しく、救済制度を見つけることができなかったり、それを手に入れられなかったりすると大学はとてもじゃないけど、入れない。
今の大学生たちは、いろいろな課題にぶち当たりながらも大学生になった。
なのに、コロナのせいで、前期(春学期)はオンラインのみでの授業だ。
大学にも行けない、図書館にも行けない、学生証のパワーを最大限に使える映画館も美術館も博物館もいけない、学割で新幹線に乗ってどこかに出かけることもかなわない、不要不急の外出は自粛せねばであるからバイトも行けない、バイト先も営業していない、ただただ家にいることすら許されない。
なのにこれまでと同じ学費だ。国立大学の授業料は年間53万5000円、私立大学の学費は文系で100万円超、理系で150万円超。なにもできないが、これは期限がきたら払わなければいけない。
大学に救済を求めたいところだが、大学だって困窮しているのはそうだ。
この状況で、国が本気で支援してくれなければ「若い力」なんてものは死んでしま。そうなれば、「国の将来」「世界の将来」を担う存在は消えてしまう。
もとより、大学の授業料が高すぎるのもある。支援が少ないのもある。
「大学生」というポジションを欲しいだけの人もいるが、大学には本気で学問を究めようとしている学生も医師や看護師など専門職を志す学生もいる。忘れないで欲しい。
2020年4月30日木曜日。
原付の免許をゲットした。免許センターの待ち時間は長いだろうからと見込んで、韓国ドラマをスマホにダウンロードしていたのだが、案の定、見終わった。最終回はハッピーエンドだった。雪が降るシーンがくるたびに、「あぁ!雪!」と思えて楽しかった。
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