小論文は社会へのトビラ 思考力と文章力の伸ばし方
こんにちは。Logic Linkの代表です。今日は7本目の投稿になります。ここからは小論文塾ということで小論文について書いてみようと思います。多分、受験科目の中で最も謎に包まれており、何か分かりづらい小論文が何なのか?これを読めば、きっとわかるはずです。それではいきましょう!!
小論文は小さな論文??
小論文の中には「論文」という言葉があり、ちょっと堅苦しいようなイメージを持っている人が多くいると思います。僕も高校1年生でこの科目に出会った時、この科目の正体が全くわかりませんでした。堅苦しく自分の意見を書かなきゃいけないけど、今まで自分が書いたことのある「感想文」の書き方は許されないらしい。そんな話を聞いて軽く怯えていました。
ですが、小論文という科目に高校1年生から5年以上関わってみて、この科目の面白さの虜になっています。(じゃないと小論文の会社立てませんよね笑)まぁ、そんなことは置いておいて、具体的に小論文とはどんな科目なのかの説明をしてみたいと思います。
小論文って何?絶対抑えるべき5か条
1.「です・ます」から卒業し、「だ・である」調を習得せよ
2.おじいちゃん教授でも読める字で書け
3.文字数8割以下は白紙と同じ
4.設問を愛し、設問に愛されろ
5.脱・感想文!自分の体験ではなく、社会事象や学問的内容を取り扱え
なんか5か条をそれっぽく書いてみました。小論文を勉強したことある人なら、全員が納得する内容なはずです。逆に、今回のこの5か条には殆どテクニカルなことは書いてません。だって、最初に言っても仕方ないんですもん...そんな小論文苦手、国語嫌いと思っている高校生はこの5個から意識してみてください。
設問を愛し、設問に愛されろ
特に大事なのは、4と5の内容ですね。まず、4から説明します。「設問を愛し、設問に愛されろ」また何かよく分からないことを言ってると思われるんですけど、至って内容はシンプルです。聞かれたことに対して答えて、求められている要件をみたいした文章を書けということですね。(なら最初からそう書けばいいみたいなところはある笑)
バイトの面接とか先生との受け答えをイメージしてみてください。「〇〇さん、水泳は得意ですか?」と聞かれたとします。その場合は「はい!小さい頃から習い事で習っていたため得意です。」などと答えるはずです。このように誰しもが質問にはストレートに答えられるはずです。しかし、これが小論文になると急にできなくなる人が続出するのです。設問で聞かれていることとは全く違う内容を書き始めてしまう、そんな人である自覚がある方は明日から直していきましょう。そして自覚がない方はもっと危険かも、小論文を解く際は必ず、設問は神様でよろしくお願いしますね。
脱・感想文!
そして、次に5個目の「脱・感想文!自分の体験ではなく、社会現象や学問的内容を取り扱え」についてです。やっぱり感想文スタイルはダメなのかよ...じゃあ無理だわと思った人、そんなことないです。ちゃんと誰でも社会事象や学問的内容を使いながら、自分の主張を含んだ文章を書けるようになります。適切なトレーニングを一定量こなせばの話ですがね。
そもそも、なんで社会現象や学問的内容を含みながら小論文は書かなければいけないんだよと不思議に思われるはずなのですが、それは大学が研究機関であるからです。もちろん教育機関的な側面も持っていますが、メインは社会の事象を分析したり、知のフロンティアを研究したりする活動になっています。その学部学科に相応しい人間なのかの適性を測っている試験が小論文であるという捉え方もできるため、社会や学問の内容を含んで論述するのが正しいのです。
小論文という社会へのトビラを開いてみませんか
そんな学校で習ってないようなことを入試で問うてくるのはナンセンスだと思うはずですが、分解すると現代社会・日本史・世界史という社会科目の基礎的な知識と国語で鍛えられるはずの論述力に分けられるんですよね。その2つをしっかりと勉強していけば、少しずつ小論文の能力は伸びていくはずです。
なんで僕が小論文という科目が好きかというと、僕の知的好奇心のトビラを開いてくれたからです。小論文という科目を通して、僕は法律にも政治にも、経済にも倫理にも文学にも、社会全体の基礎的なことを一通り学ぶことができました。小論文の過去問で求められているレベルは、普通の大学1年生は必ず知っていてほしい程度の知識内容になっていると思います。それを網羅的に勉強した上で、進学したい学部・学科選びや将来の夢につながったのだなと思います。小論文を通して開いてもらった自分の好奇心のトビラのおかげで、大学生活でも何一つ不自由なく、そして楽しく生活できている気がします。
こんな風に、有り余る小論文という科目への愛を書いてきたのですが、あともう一つだけ。本当に文章が書けるようになって損はないと思います。社会に出てからも必要な能力ですし、思考の深さを作っているのも文章力だと僕は思っています。そんな魅力的な能力を一般受験を通して体得してしまえば、合格する&すごい人材になれるかも!!一石二鳥を目指して、一緒に小論文を勉強しよう!!ではまた。
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