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方言がおもしろい!

『方言文法全国地図』

国立国語研究所は、1979年から1982年にかけて、日本全国各地在住の方言研究者93名の協力によって『方言文法全国地図』を完成させた。具体的な調査は、全国807地点において、文法事象に関する267項目を「土地の生え抜きの高年層の男性話者」に直接面接するという方法によって実施された。その膨大な調査結果は、次のサイトに掲載されている。

たとえば「ありがとう」の方言「地図・凡例」を眺めるだけでも、実に多種多彩な表現が日本全国各地に拡がっていることを実感できる。

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「出身地鑑定!! 方言チャート」

一方、方言についての選択問題に答えていけば、回答者の出身地を当てることができるというのが、東京女子大学現代教養学部の篠崎晃一教授の開発した「出身地鑑定!! 方言チャート」である。このチャートは、ゼミのメンバーとジャパンナレッジのコラボレーションにより、2020年5月時点で延べ1000万人の回答データに基づくWEBサービスにアップデートされている。

篠崎教授が、読売中高生新聞の企画「講義の鉄人」で「方言学」を解説した動画が YouTube に提供されているので、紹介しよう。[読売新聞オンライン動画、メディア局ストリーム班撮影、2018年9月7日]

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