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PAとライブレコーディングの話



PAとライブレコーディング

以前ライブのPAとライブレコーディングをしなければならない現場があった。
PAの音響はYAMAHA Stagepassのみ。
手持ちの機材を考えてStagepassはアンプとスピーカーとしてだけ使用。
チャンネル数はVo,ハーモニカ,Gtマイク3本だけ。
考えた結果、ミキサーには昔ライブ用に使っていたM-Audio NRV10とリバーブにLexicon MX200。
NRV10はミキサー兼FirewireオーディオIFでマイク4ch,ステレオ2系統可能な機材。
各チャンネルパラで入力可能、しかも各チャンネルにDAWからの戻しを割り当てる事可能。
一時期ライブで機材を減らす為に導入した機材でしたが、しばらく使って無かった物。
卓にはエフェクトも内蔵されていたけどそれを使わずにLexicon MX200を使用、MX200のアウトをステレオインに入力してリバーブだけも録音。
MacはNRVに対応出来る古い機材物を準備。
なるべく実音とRecの差が無いようにする為にもこのようなセッティングを選択。
とりあえず無事に収録出来て、MIXもほぼフェーダーの操作だけで済むようにしました。

使用機材

Lexicon MX200

Lexiconが2000年台前半に発売した低価格なマルチプロセッサー
USB端子を装備しており、PC/Macと接続すればVST/AUプラグインで操作が可能。
でもアナログなりS/PDIFコアキシャルで接続しないといけない。
プラグインはあくまでもパラメータのコントロールだけ。
ボーカルなんかのリバーブにはよく使っていました。

M-Audio NRV10

2000年台後半にリリースされたミキサー兼FireWireオーディオインターフェイス。
当時のM-AudioはAvid傘下。一番M-Audioの勢いがあった時代。
ミキサー兼インターフェイスはUSBならミキサーでまとめられた音をステレオ一系統として録音するか、FireWireは各チャンネルごと録音可能であってもどちらも出力はステレオ一系統のみ。各チャンネルにパラで戻すといった事は出来なかったけど、この機種はそれが出来た。なのでケーブル一本で出来て機材も減らす事が出来た。
でもフェーダーだけはやたら重くてそこの操作が難点だった。
ミキサーとしてのチャンネル数は8ch。マイク/ラインが5ch、うち1chはステレオと兼用、あとステレオ一系統の最大8ch。
オーディオインターフェイスとしてはこれにプラスしてメインアウトのステレオも含めて10in10out




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