以前感じた違和感 その1
働く女性の子供の預け先の事はこれまでよく議論されてきたと思います。
視点を変え、働いていない女性(これから働きたいと考えている女性)の預け先について気づいたことを書いてみます。
私も以前、一時保育・子育てサポート(平時・病児)・幼稚園のプレ保育など様々なサービスを利用しました。その中である保育ママさんがおっしゃった
「働いている女性には色々な育児サービスが世の中にある。一方専業主婦の女性へのサポートは殆どない」
という言葉に共感できました。
家に居て、ずっと子供に向き合い、自分のやりたい事も我慢して、子供のリズムに合わせて生活していくことは本当に大変なものです。子育ての良い面ばかりが語られていて、辛い面はあまり知らされない事も実際はあると思います。
妊娠中まで民間企業で夜遅くまで働いていた私は、正直なところ、会社に籍をおいたまま、保育園に預けて働いた方が仕事(この場合育児)のアウトソースになり、コストパフォーマンスも悪くなく遥かに楽ではないかと思った事さえありました。
実際には産休も育休も取得していませんし、自分の選択に後悔はしていませんが・・
本質的なことは体験してみて初めて分かるのではないかと思います。
前述の保育ママさんは、働いていない女性のお子さんを中心にサポートされているという事でした。素晴らしい観点だなと感じました。当時行政でカバーできていなかった点に着目されていたのです。
少しずつ時代が変わってきていると感じます。
今本当に必要なものは何か、真実はどうなのか、日本がこれからどうなっていくのか、よく見極める視点がこれからさらに大切になるのではないかと思っています。