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某GAFAMのコミュニティ・イベントでモデレーターを務めました

本日、題名の通り、某GAFAMのコミュニティ・イベントでパネル・ディスカッションのモデレーターを務めました。

さきほど、TED Talkの指導で上海に滞在中の、私のパブリック・スピーキングのコーチに報告し(元俳優の彼、映画Crazy Rich Asiansの演技指導もされています)、子供を寝かしつけた後にハイ・ボールを飲んでほっと一息ついたところです。
(ハイボール、香港でもようやく購入できるようになったんです!)

今回も、最後までスマート・フォンに目を落とす人がほぼいなかったので、まずまずの出来だったのではと思います。

そもそも、オーガナイザーの方からLinkedIn経由で連絡をいただき、私の会社のプロダクトのデモを依頼されたのですが、ディベロッパー向けに30分の製品デモに加え15分の質疑応答と聞き、「タイタニックの映画じゃあるまいし、30分の製品デモは長すぎるのでは・・・」と思っていたところ、ある日知り合いとランチをしていた時にパネル・ディスカッションのアイディアを思いつき、結局私が企画してモデレーターを務めることになりました。

今までパネリストを務めたことは何度かありますが、モデレーターははじめて。パネリストとは別のスキルを求められ、いい経験になりました。

これこそ新しいリーダーシップの神髄。
学んだ点をいくつか書いておきますので、ご笑読ください。

最初の7秒が肝心
TikTokと一緒です。
最初の7秒でオーディエンスは、引き続き見てくれるかどうかを決めます。私の経験上、ダンスのショーも同様です。
この7秒で、いかにポジティブなエネルギーをもっていけるかが肝心。
パネリストには、「自分がいかにリラックスして楽しく会話できるかに集中してほしいし、そのために私がサポートできることがあれば、何でもリクエストしてね!」と言っていました。
並行して、パブリック・スピーキングのコーチとは、オープニング・スピーチを集中的に練習しました。

サーバント・リーダーとしてのモデレーター
いかにパネリストに華を持たせるか。
モデレーターはいわゆるサーバント・リーダー(servant leader)だと思いました。傾聴、共感、気づきを通して、パネリストたちを実況中継でガイドしていきます。どれだけパネリストのコミュニケーション能力を引き出せるかが肝心です。たまに自分の話ばかりしているモデレーター(たまに、どころか結構いる)を見かけますが、あれは最適な結果を生み出していないと個人的には思っています。

ところで、こんな凡人な私でも、場数を踏むと余裕が出てくるものです。余裕が出てくると、話し方も変わってくるもの。
特に、私は先日自分の許容範囲を完全に超える経験をしてから、あれ以上のストレスを感じることはあるまいと開き直り、話し方にもだいぶ変化が出てきました。



スピーカー!

今回の自己評価は、100点満点中70点くらいです。マイナス30点は、次回に向けて、もう少し質問の合間のtransitionを改善することを課題としたいからです。

年末に向けて、別のグーグルのコミュニティ・イベントでもう1件、とあるビジネス・スクールでもう1件英語でスピーチを担当させていただきます。クリスマス休暇まで、走り抜けられるよう、がんばるぞ!


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