【15】ペット保険について すごく大切なお金のこと
前々回【13】に、シニアからのペット保険の記事を書きました。
今回は、その判定結果を書きたいと思います。
そして、とても大切なことがありますので、ペット保険について検討されている方は最後まで読んでくださいね。
前々回の記事を書いた後、ペット保険の補填%の変更申請を出しました。
皮膚炎の関係で毎月2~3回通院していますので、
50%補填だったものを70%補填に変更できたらありがたいな、という動機からです。
届けを出して1週間後に保険会社より電話での質問がありました。
その内容は、それまでに罹った病気について一つ一つ説明をするというものです。
例えば
・7年前に胆管炎で通院した記録がありましたが、その後病状がどのくらい続き、現在は完治しているのでしょうか?
・6年前に胃腸炎の通院記録がありますが、原因は何でしょうか?どんな症状でどのくらい続いたんでしょうか?
・5年前に眼病とありますが、どのような症状でしょうか?左右どちらの眼?
・4年前に、、、
のように、過去に保険請求した記録がすべてFPCさんに残っていますので、保険請求した一つ一つの病状に説明をするわけですが、
半年以上前のことなんて、なかなか覚えていません。
でも、飼育日記をつけていますので、それを読み返しながらおぼろげな記憶を呼び戻しながら答えました。
その後、そのヒヤリングを踏まえ、保険会社で審査をするとのことでした。
数日後、申し込みから10日後程度でメールにて審査結果が届きました。
50%補填から70%補填への切り替えはできます。
但し、「今までに罹った病気は、補償対象外とする」とのことでした。
つまり、今までに罹って保険請求したもの、弊犬の場合「消化器系疾患(肝・胆道系疾患含む)、耳科疾患、皮膚疾患、アレルギー、胆管炎およびそれらに起因関連する傷病は免責を付帯しての契約となります」
がーーーん。
前々回【13】にも書きましたが、保険会社を変更する場合、
前の保険会社の時に発症した病気は、新しい保険会社では補償対象外になってしまうというケースは、
同一の保険会社内でのプランを変える場合も、補填割合を変える場合も適応されてしまうということですね。
もし70%補填に変更してしまうと、これまで請求出来ていたものが請求できなくなり、新しい病気に罹らない限り保険金は払われません。しかも50%補填より保険料は高い。
ということで、
【13】の回で、私の審査結果予想は、「否。無理。会社潰れます」と保険会社からお返事を頂くものと思っていましたが、
「いいよ、70%補填に出来るよ。でも免責事項あるからよろしく」という答えでした。
商売ですね。
ということで、補填%の変更はおずおずと引っ込めました。これまで通り50%補填で行きます。世の中そんなに甘くないな。
今回の保険会社変更の考察で分かったことは、一番最初がスゴイ大切。
・保険会社選び
・プラン選び
・補填%選び
滅茶苦茶大切です。
愛犬愛猫が、まだ大きな病気に罹ったことが無ければ、7歳未満なら選択肢が多いので、直ちに今加入している保険会社のプランや補填%をご確認ください。
選ぶ際の注意点は【13】の回に書きましたのでそちらも読んでいただくことをお勧めします。
あと、窓口精算(病院の会計時に補償分を除いた診療費を支払うもの)ができる保険会社で、プランが通院・入院回数に制限がある場合は、事後請求に変えたほうがいいですね。アレルギー系や皮膚系の疾患の場合、通院回数が多くなります。事後請求ならば、診療費が高い順に請求できますので、面倒でも事後請求の方がいいですね。
そして、補填%は高い方がいいと思いますね。
どこの保険会社でも、50%補填と70%補填の保険料の差は大きくはありません。しかし、還付される額は全然違います。詳しくは【13】の回で具体的な差を計算しています。
保険は何でもそうですが、レバレッジをかけないとあんまり意味がないですので、そこは迷わず。
生涯ずっとお付き合いしなければならない病気になってからでは遅いので、できるだけ早く保険の見直しをお勧めいたします。
引き続きよろしくお願い致します。