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【資金調達】創業期の資金調達は??中小企業診断士が教えます!!

みなさんこんにちは!
中小企業診断士のみやけんです!
最近めっきり寒くなってきましたね…
私も出勤スタイルを半袖ポロシャツから長袖シャツ腕まくりにアプデしました。

さてさて、副業が一般的になってきた昨今、開業や法人化を検討している方も多いのではないでしょうか??
『でも資金調達ってどうすればいいの??』という方も大野ではないでしょうか??
今回はそんな方向けに、創業期の資金調達方法を教えちゃいます!!

創業期の資金調達にはいくつかの方法があります。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、事業内容や規模、成長計画に合わせて検討することが重要となります。
主な資金調達方法は以下の通りです。

1. 自己資金

最初は、創業者自身の貯金や資産から出資する方法です。
特に個人事業主の方はこちらを最初に検討することが多いでしょう。

(メリット)
・自由度が高く、他者の影響を受けにくい。
(デメリット)
・リスクは創業者がすべて負うことになり、資金が不足すると経営に支障が出る可能性がある。
・財務レバレッジが効かない。

2. 友人や家族からの借入

次は、信頼関係がある人たちから資金を調達する方法です。

(メリット)
・柔軟な条件で借りられる場合が多く、金利や返済条件も話し合いで決められる。
(デメリット)
・事業が失敗した際に、個人間の関係が悪化するリスクがある。

3. 民間の銀行融資

銀行や信用金庫からの融資を受ける方法です。
『資金調達』というとまず最初にイメージする物ですね。

(メリット)
・融資額が比較的大きく、安定した資金源確保しやすい。
・財務レバレッジをかけられる
(デメリット)
・金利がかかり、返済義務があるため、安定したキャッシュフローが必要
・実績がない場合は融資を受けるのが難しい場合がある。

4. 日本政策金融公庫

意外と知られていないのが日本政策金融公庫。
個人事業主、法人問わず利用可能で、かつ民間銀行より融資基準が緩く、しかも金利も低いという優れもの!
私は民間銀行よりも最初にこちらを検討すべきだと思います。

(メリット)
・個人事業主でも借りられる可能性が高い
・低金利(0.65~3.50%)、据置期間(金利の返済のみでOKな期間)がある
(デメリット)
・調達するまでに時間がかかる
・要件によっては金額が少なかったり、金利が高い

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5. 政府系の補助金・助成金

政府が提供する創業支援や助成金を利用する方法です。
条件があえば、返済不要なものもあるので積極的に活用しましょう!
助成金は条件が合えば全員に交付されるのに対し、補助金は審査がある点は要注意です!
色々煩雑な点もあるので、中小企業診断士や社会保険労務士に助けを求めるとスムーズです。
もちろん私もお力になれますので、お気軽にお声掛けください!

(メリット)
・返済不要のため、リスクを抑えつつ資金を確保できる。
(デメリット)
・応募や審査の手続きが複雑であり、申請から受け取りまでに時間がかかることが多い。

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6. ベンチャーキャピタル(VC)からの出資

ベンチャーキャピタルが資金を提供し、見返りに株式を取得する方法です。
これはそれなりに実績を積んだ法人向けになります。

(メリット)
・大規模な資金を確保しやすく、VCからの支援も期待できる。
(デメリット)
・株式の一部を譲渡するため、経営権に影響が出る可能性がある。
・また、将来的な上場や売却を求められる場合もある。

7. エンジェル投資家

個人の投資家から資金提供を受ける方法です。
個人事業主でも不可能では無いですが、こちらも基本的には法人向けと言えるでしょう。

(メリット)
・VCほどの厳しい条件がない場合が多く、エンジェル投資家からのアドバイスや人脈も得られる。
(デメリット)
・株式を渡すため、経営の自由度が制限される場合がある。
・投資家の意向を尊重する必要がある。

8. クラウドファンディング

インターネットを通じて、不特定多数の人々から資金を集める方法です。
最近はかなり一般的になってきましたね。
個人事業主でも気軽に活用できるのは大きいですね。

(メリット)
・資金調達と同時に市場での反応を確認でき、事前に顧客ベースを構築できる。
(デメリット)
・プロモーションや信頼性の構築が必要で、確実に資金が集まるわけではない。

9. ファクタリング

最後は、売掛金を第三者に売却して資金を得る方法です。

(メリット)
・早期に資金化でき、融資ではないため、負債にはならない。
(デメリット)
・売却手数料が発生し、利用には取引先の信用度が必要になる。

まとめ

いかがでしたか??
創業期の資金調達は複数の手段を組み合わせるのが一般的です!
事業の成長ステージに応じた調達方法を検討し、必要な資金を確保しながらも、リスクを最小限に抑えることが成功の鍵です。
また、特に個人事業主の方は融資を避けたがる傾向にありますが、調達資金で金利以上に稼げれば飛躍的に業績を伸ばすことも可能です。
その際には、日本政策金融公庫のような低金利・据置期間がある政府型の金融機関を最初に検討するのが良いでしょう。
助成金や補助金もうまく活用しながら充実した創業期を目指しましょう!

各資金調達方法については、追って詳細も発信予定です!
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