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読書漬けで底辺から抜け出すことは可能なのか?
底辺の生態
底辺とは以下のような人種です。
貧困である
他責思考である
感謝お礼を言わない
刹那的な快楽を重視する
他人の足を引っ張ることが生きがい
『ウシジマくん』という漫画に出てくるキャラクターをイメージしていただければ分かりやすいと思います。
単に経済的に困窮しているだけでなく、精神面でも未熟な人が多いです。
職業差別を助長するわけではありませんが、そういう人が集まりやすい業種というのは限定されます。
日雇い派遣で色々な所へ行きましたが、ウシジマくんは決して誇張ではないということが分かります。
とにかく喫煙率が高く、話題は「酒、風俗、ギャンブル」とまさに典型例のような人が跋扈していました。
彼らは今まで虐げられてきて自己肯定感が低いので、マウントを取ることに必死です。
日雇い派遣なのに、なぜか社員気取りで同じ日雇い派遣に指示を出したりします。
会社の規定する作業フローを思いっきり無視していたので、社員の人に「余計なことをするな!」と叱られていました(それも新卒くらいの若い社員に)。
とにかく底辺は確実に存在します。
気になる人はタイミー等に登録して現場に行ってみてください。
普段接することのない人種に出会えます。
読書は脳の地力を上げる
そんな底辺から抜け出す方法として「読書」が有効とされます。
数多の本やブログを読んできて、読書がおすすめされないことはありませんでした。
なぜ読書が底辺脱却に有効かというと、個人的に脳の地力アップに寄与するからだと思っています。
地力とは思考様式とも言い換えられます。
本を大量に読むことによって、断片的だった知識が有機的に結合して、思考様式そのものを上書きするのです。
そして思考様式が変われば、行動も変わります。
行動が変われば、人生そのものが変化します。
読書は一朝一夕に変化をもたらすものではありませんが、まるで畑を耕すかのごとく、着実に脳のレベルをアップさせます。
何冊くらい読むべきか
個人的に少なくとも100冊は読むべきと思います。
残念ながら数冊本を読んだ程度では、知識が長期記憶として保存されないので効果は薄いです。
やはり100冊くらい読んだあたりから、世の中の見え方が変わり始めます。
知識をつけることは馬鹿にされがちですが、知識の多寡で世の中の解像度は変わります。
底辺は知識が少なく、世の中がどのような仕組みで動いてるのかを知らないので、上の層(経営者や資本家)にカモられます。
低賃金重労働をポケモンで例えると、一生序盤の草むらでレベル上げをしているような状態です。
一方読書家は、ふしぎなあめを大量に保有しているようなもので、すぐに殿堂入りできてしまいます。
ちょっと分かりにくかったかもしれませんが、とにかく本を読んで無駄になることは少ないです。
騙されたと思ってまずは100冊読破することを目指してみてはいかがでしょうか。