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内向型の頂点氏に学ぶ底辺脱却のプロセス
内向型の頂点とは誰なのか?
彼の簡単なプロフィールを紹介します。
40代
独身
男性
億り人
元IT系ベンチャー役員
詳しくは彼のXや書籍を参照してみてください(有名なので簡単にヒットします)。
『不安が多い人のための転職ガイド』というブログも運営しているそうです。
「氷河期世代×学歴なし×内向型」という絶望的な状況から一転攻勢し、成り上がった彼の生き様から学べることは多いでしょう。
彼のブログや書籍を読み漁ってみて、個人的に底辺脱却に役立ちそうだと思ったものをピックアップしてみました。
読書をする
月並みですが、やはり読書は底辺脱却に有効だそうです。
以下は彼のブログから引用したものです。
フリーター時代に、ブックオフで100円の本をカゴに買うという事をしていました。
趣味が読書でしたが、それよりも這い上がるための腹ごしらえのように沢山の本を買いました。
いわゆるタイトル買いをして、自分の趣味に偏らないよう広範の本を買いました。
幅広い本の中には、自己啓発系の本も含まれていました。
自己暗示っぽくて普通なら倦厭している本ですが、現状に感謝をしていく事で、不安な毎日が楽になりました。
辛い状態でも、前に進んでいる途中だと思えば気持ちが楽になります。
正社員の採用面接に何度も落ちましたが、それも経験の積み合わせと考え、次の面接に備えて繰り返し改善しました。
そういう前向きになるための手段として、読書をオススメします。
底辺時代はスキマ時間に古本を読み漁っていたのだそうです。
たしかに年収と読書には正の相関があることが知られていますが、一体どのようなロジックがあるのでしょうか?
これも彼のブログからの受け売りですが、読書はコスパ良く成功者の追体験ができるのだそうです。
たしかにわざわざ成功者にアポ取りして、交通費や出演料を払うまでもなく、著書があればそれを読むだけで事足ります。
速読を極めれば一冊1時間程度で読破することも可能なので、まさにコスパ最強の趣味と言っても過言ではないでしょう。
ですが個人的には単に読書をしているだけでは、底辺脱却は難しいと感じます。
なぜなら、読書という行為はインプットが主体だからです。
確かに活字を通して、成功者の追体験をすることは可能ですが、それだけで満足してしまうと頭でっかちな底辺に留まってしまいます。
重要なのはやはり、本の内容を実際に行動に移すことでしょう。
本の内容が長期記憶化、すなわち血肉になれば自然と行動も変容し、人生は好転するはずです。
PDCAサイクルを回す
以下は彼の著書『内向型の人が豊かになる方法』より引用したものです。
書類審査や面接で落とされる度にどこが良くなかったのかを検証し、経歴の書き方や面接の方法を改善していきました。(就活に有効だった方法は第5章にあります) 不採用は失敗ではなく、改善をして一つ賢くなるチャンスだと受け止めたので、敗北感はありませんでした。
これも月並みですが、失敗を失敗のまま放置するのではなく、しっかりと次回に活かすことが重要なのだそうです。
いちいち失敗を落ち込んでいては、一生底辺から抜け出すことはできません。
私もPDCAに関する本を読むなどして実践しています。
今は非常に優秀な生成AIがありがたいことに、無料で使えます。
雛形を作成して、メモ帳や手帳にコピペすれば誰でも簡単にPDCAサイクルを回すことができます。
アファメーションを唱える
ここからは若干スピリチュアル要素が入ってきますが、彼は底辺の頃から引き寄せの法則を実践していたのだそうです。
と言っても彼のブログや書籍を読む限り、臨時収入系のスピ全振りの引き寄せではなく、アファメーションと言ったほうが正確かと思います。
つまりはポジティブなマインドセットこそが、底辺脱却に不可欠ということです。
通常は「目標達成→自尊心アップ」というフローですが、それを真逆にした形です。
現実は底辺街道まっしぐらでも、とにかく自尊心だけは失わないようにするのです。
確かに私をはじめとする底辺はやたらとネガティブで、何かにつけては他責に陥りがちです。
「国が悪い」「親が悪い」「遺伝子が悪い」「環境が悪い」と言った言い訳は無限に湧き出てきます。
おそらくは残り僅かな自尊心をゼロにしないための防衛機制なのでしょう。
ガス欠寸前の車がどうあがいても距離を走れないのと同様に、自尊心のない底辺は這い上がることはできません。
私のおすすめは歩きながらブツブツとアファメーションを唱えることです。
傍からみると完全に不審者ですが、散歩中はネガティブなことを考えられないようになっているので、その隙にポジティブなことで脳を上書きするのです。
効果は保証しませんが、やってみる価値はあると思います。