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ゴロゴロ転がる

腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
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前回、耳と天気が悪いときのお話をしました。👇

このnoteの中で、内耳の機能が低下すると前庭や三半規管の機能も低下する。
その結果、バランス能力にも影響が出ることを少しだけお話ししました。

では、前庭と三半規管とは、どのような機能があるのかお話しします。

前庭とは、

前庭は球形嚢と卵形嚢からなり、それぞれに有毛細胞が覆われており、その上に耳石があり、体の傾きと共に耳石も動いていきます。これにより体の直線運動を感じる働きとともに体の傾きが認識され、体のバランスをとる役目をしています。

引用:https://www.fureaikanpou.com/post/


三半規管とは、

耳の奧には体の平衡感覚を司る「三半規管」があります。半円形の管が3つ集まった構造をしており、それぞれが直角に90度の角度を保っています。頭を動かすと三半規管の中を満たしているリンパ液の流れが変わり、その刺激により前後・左右・上下の感覚を感じ取ることができるのです。

引用:https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/3RLG984MNQ/ 

難しいことを書いていますが…


前庭の役割は、「加速を認識する前後の動きや重力を認識する上下の動きを感じる」ことです。(電車に乗っていて前後どちらに進んでいるかや、エレベーターに乗っている時に上下どちらに動いているかが分かることです。)

三半規管の役割は、「頭が回転するときの方向と速さを感知する」ことです。
スイカ割りなどで、ぐるぐるバットをしてフラフラしている時は三半規管がとても働いています。


つまり、エレベーターに乗った時に上下どちらに動いているか分かりにくいや、その場で数回だけくるくる回るとフラフラするなどがある場合は、前提や三半規管の弱さがあるかもしれません。
かといって、絶対に天気の良し悪しで痛みが出るかというとそういうわけではありません。

もし、天気の良し悪しで痛みが出る方は「エレベーターに乗った時に、目を閉じて上下どちらに動いているか感覚を確認してみる」・「その場で数回回ってみる」などして、前庭や三半規管がどうか確認してみてください。

普段から、めまいがある方は絶対にしないでください。これらのことをすると、めまいを助長する可能性が高いので。


手っ取り早くできる改善策は、寝返りをひたすら繰り返すことです。
寝返りは、頭が回転することと寝返りのスピードを認識するため前庭と三半規管を鍛えることができます。
また、横になっているためコケる・めまいでふらつくなど怪我の危険性も少ないため安心してできるため、おすすめです。

できる限り、あお向け(天井を向いた状態)からうつ伏せまでします。
この時、上半身と下半身は丸太のように一直線になるように回転をしてください。

もし、めまいがある人は首を左右に向けるだけでも良いです。

回数は、気分が悪くなる前もしくはめまいが出ない程度にしてください。
赤ちゃんの寝返りを想像しながら、自分自身の体の感覚を更新してみてください。

この運動をしたからといって、必ず天気痛が改善するわけではありません。
少しでも改善したら、続けてみてください。


最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。

読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

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