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行動を変えるためには

腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
ぜひ、ホームページを覗いてみてください👇


以前のノートで、研修会に参加したときの感想と自分の考えをお話ししました。
内容の中で、企業の規範や文化、新しいことを定着させるには、時間がかかることもお話ししました。

なぜ時間がかかるのか、それについてお話ししていきます。

予防に関心がない

その人自身が病気の治療中であれば、健康を気にしたり、病気の事に関心を持ったり、治療をして良くなるもしくは、ひどくならないように行動するでしょう。

しかし、予防や健康経営のように健康問題や課題はあるけど、まだ大丈夫、潜在化した課題になっていると言う理由で、無関心の場合や気にはなるけど、なかなか行動に移さない場合などがあるでしょう。

それは、なぜなのか?

行動変容を支援するモデル

「腰痛が、運動不足からなっていると分かっているけど…」、「食べ過ぎが体に良くないと分かっているけど…」、「最近、息切れがするから禁煙を試みたけど…」など
分かっているけど、行動に移せない人は多いのではないでしょうか?

行動に移すためには、

行動の変化には、認知、感情、行動、環境の4つを関与する「統合的モデル」と、組織と言う集団に関わる上で、個人レベルだけではなく、組織全体に行動変化を起こすことが重要になっている。その際に「行動変容ステージモデル」が参考になる。

引用:働く人と「ともに創る」作業療法を一部改変

このように述べています。

今回統合的モデルの話は省略します。
企業が行動を変えるためには、企業では規範や文化、個人では価値観などが存在します。
規範や文化、価値観は、なかなか自分自身で変えることも難しいことですが、外部から変えることはさらに難しいです。

今回は、予防・健康経営で例えて話しますが、こういった新しい取り組みをするときに、今まで企業になかったルールや文化になるため、戸惑ったり、それをすることで、結果が出るかどうかと言った悩みが出てくるでしょう。個人に関しては、仕事に影響する、予防や健康経営が大事なのはわかるけど…といった価値観のズレが出てきます。

引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-07-001.html 

上の画像のように、人が行動を変える、もしくは定着させるには期間と段階を得る必要があります。
しかも、企業であれば、予防や健康に関心がある段階がそれぞれバラバラ(健康の価値観と例えてもいいです。)であるため、なおさら、足並みを揃えてやることが難しいです。

1・2ヶ月の取り組みだと、関心期や準備期に到達した段階で取り組みが終わると言う可能性があります。
健康教室でやった内容を定着させたい、健康に対する取り組みを、もっといろんな社員が率先してやってもらうように巻き込みたいと思っていても、進まないのは、この行動変容ステージモデルの段階があるからです。

ちなみに個人だけで、変えようと思っても(よっぽど意思が強くないと)大変です。そのため、組織・企業全体で実行する・共有する・仲間がいることで個人の行動が変わり、結果的に企業の成果につながります。

そのためには、まずは関心を持ってもらうために、効果を実感したり、その効果を職場全体で共有することで、企業の規範や文化が新しく構築されたり、個人の価値観や健康に対する関心が変化してきます。
早くやろうと思っても、息切れして燃え尽きる可能性もあるためバランスは重要かもしれません。


最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。

読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️





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