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NoNoGirlsオーディション最終章:心震えるライブと選ばれしメンバー




NoNoGirlsオーディション、いよいよメンバー決定!


とうとうノーノーガールズオーディションのメンバーが決まりましたね。横浜Kアリーナで行われた最終審査は、審査というよりも豪華なライブそのものでした。私はYouTubeで視聴しましたが、画面越しでも圧倒されるほど素晴らしい内容でした。

歌やダンス、そして表現力のクオリティが驚くほど高く、それぞれの女の子たちの生き様がステージで鮮烈に表現されていました。彼女たちのパフォーマンスには言葉では言い表せないほどの感動があり、心にダイレクトに響いてきました。


涙腺崩壊の瞬間:ユリのパフォーマンス

特に印象的だったのはソロパフォーマンスのラスト。お父さんを亡くしたユリが披露した自作のリリックに心を奪われました。「お父さん聴いてる?褒めてよ」というフレーズを歌った瞬間、私は涙腺が崩壊しました。

彼女の背景には、10代という若さで親を失い、自分をしっかり保とうと懸命に努力してきた日々が見えるようでした。人に甘えず、感情を押し殺してきた彼女が、自分の思いを歌という形で解放する姿には、多くの視聴者が心を動かされたはずです。


ちゃんみなのプロデュース力と表現の昇華

ユリを含む女の子たちの心に深く響いた背景には、プロデューサー・ちゃんみなの存在がありました。彼女のプロデュース方法は、単なる楽曲の選定にとどまりませんでした。女の子たちと1on1で向き合い、それぞれがどの楽曲を披露するのかを話し合いながら決めていく。その過程で彼女は、女の子たちがこれまで何に傷つき、どんな闘いを続けてきたのかを丁寧に聞き出していました。

ちゃんみなは、その経験や感情をパフォーマンスという形で昇華させるよう導いたのです。それは決して簡単なプロセスではありません。過去の傷を掘り返すことで新たな傷を負わないよう配慮しながら、彼女たちが自分自身と向き合い、表現の力で感情を乗り越える場を作り上げていました。


表現の力でネガティヴな感情を昇華する

自分のネガティヴな感情を表現するということは、それを客観視し、相対化する機会を得ることでもあります。パフォーマンスを通じて、彼女たちは自身の内面にある痛みを「語れるもの」として外に出すことができました。そのプロセスで、表現はカタルシス(感情の浄化)の役割を果たし、観客にも深い共感と感動をもたらしました。

傷ついた当事者が自分のストーリーをステージで表現し、それを観る人たちがその感情に寄り添う。そして共にその重みを分かち合い、乗り越える。その連鎖がライブ全体を一つの大きな感動体験へと昇華させていたのです。


視聴者として感じた「一緒に乗り越える感覚」

私自身、視聴者としてこのライブを観て、ただ見守るだけではなく、彼女たちと共にその感情を共有し、乗り越える感覚を味わいました。これは単なるオーディション番組の枠を超えた、心の奥底に触れる体験でした。

ちゃんみなが築いたこのプロセスと場があったからこそ、女の子たちの感情の深みがパフォーマンスに現れ、それが観客に届くことで、感動が何倍にも膨れ上がったのだと感じています。

これからの展開にも期待!


メンバーとして選ばれなかった3名の今後についてはまだ明らかにされていませんが、彼女たちの活躍を引き続き見守りたいと思います。このオーディションが生み出した感動と余韻は、これからも私たちの心を震わせ続けるでしょう。

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