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教育観を磨く
教師チェックを受ける子どもたち。合格目指して何度も何度も通ってくるその姿が美しい。
もう最後には、教師のヒントはほぼ答えと同じになっているが気にしない。
そして、最後に合格の◎をもらうと「やった!」の声があがる。
客観的に見れば変な話である。なかなか答えが導き出せずに最後には答えを教えてもらっているような状態なのである。それでも◎をもらった子は本気で喜んでいるのである。
こういった場面で「最後まで粘り強く取り組んだね。素晴らしい!」と言える教師になれているだろうか。
もっといえば、ここで「素晴らしい!」と言えるように課題を設定し、授業を創ることができているだろうか。
こうしたちょっとしたところに「その教師の教育観」が見えてくるのである。