🇰🇷核武装世論高まる

2016年以降、北朝鮮は核保有国である事を正式に認めている。米韓相互防衛条約を締結する韓国を核兵器による攻撃対象国と定めている。北朝鮮の核容認を韓国ユンソンニョル大統領は警戒している。米国のトランプ次期大統領は2018年6月のシンガポールでの初の米朝首脳会談で『莫大な費用がかかる』という理由から米韓合同軍事演習の中断を韓国側に一言の相談もなく独断で決めたとの事。韓国ではトランプ次期大統領が北朝鮮を核保有国と認めた形で金正恩朝鮮労働党総書記と交渉を始め、米本土を狙う大陸弾ミサイルICBMの開発凍結と引き換えに制裁緩和に踏み切るのではないか、との懸念が広がっているとの事。更に北朝鮮がロシアに朝鮮人民軍部隊を派兵した事が対北安保の状況をより複雑化させているとの事。トランプ次期大統領はウクライナ戦争の早期終結に向けた仲介に意欲を示している。ユンソンニョル政権がウクライナへの兵器支援に舵を切った後で突如、ウクライナに不利な形で停戦となれば支援はさして役に立たないままロシアとの決定的な関係悪化だけを招き韓国は梯子を外される形と成りかねない、という見方を示す。