漁村の今
お久しぶりです!ゆうです。
以下は
「自然環境リテラシー学〜海の漁業〜」
の記事になります。
目的:
漁業の現実、漁村の現実・漁業の未来をGATEさんと共に学ぶ・考える
場所:
熊野市二木島
拠点:
株式会社GATE二木島ラボ
〒519-4204 三重県熊野市二木島町530ー3 https://g.page/kumanoLABO?share
内容:
◎「魚が食べられなくなる」未来を想定し、漁村と水産業について体験的に学ぶ。
◎魚が大量に取れても値がつかない魚(未利用魚)の存在や漁業・漁村の現実を知る。
◎定置網体験を通して、自然の中で育った魚を獲り、捌き、加工し、流通し、食べるという一連の流れ、GATE二木島での新たな取り組みを知り、これからの漁業・水産業の展望を考える。
◎漁村・二木島について理解を深める。海との関係性に注目し、海と共に人々がどのように生きてきたのかを体験的に学ぶ。
1日目
二木島に到着して一言目
「私この島好きだ」
ジブリのような風景にとても魅かれました。
超小型定置網漁の体験
※定置網漁…魚がいる場所に網を仕掛けるのではなく、あらかじめ網を仕掛けておいて、そこに入った魚だけをとる漁法。
※超小型定置網漁…女子でも引っ張れるぐらいの超小型の網。
船に乗ること約5分定置網を仕掛けた場所に到着!
港から近すぎる!!
そして網の引き上げ作業が始まります。
こんな感じで張られている網を引き上げました。
超小型定置網と言っても重かったです笑
かかった魚は99%キビナゴ。
そして、2匹のアオヤガラ。
キビナゴは素揚げにして塩をかけると美味しかったです。
夜ご飯
夜ご飯はもっぱら魚食でした!
メニューはこんな感じ。
アジをGATEさんがくれました。
・キビナゴの煮付け
・キビナゴの素揚げ
・アジの塩焼き
・ご飯
夜釣り
ご飯を食べ終わった後は比較的に自由時間が多かったので、みんなで釣りをしました!
私は全然釣れなかったけど、みんな釣れてた😅
2日目
ある🐶に顔を舐められて起きました。
その名もさすけ(SASUKE?佐助?)
こちらはGATEさんで飼っている犬です。
まぁ可愛いから許す笑
朝ご飯を食べた後は暇だったので、ひたすら釣りをするか🐶佐助と遊ぶか。
この犬何が面白いかというと、運動量がえげつない。
私と他2人それぞれ走り込みと、階段ダッシュをしていました。笑
散歩最後の方はバテて全然動かなかったけど…
ワークショップ
これからの漁村、漁業についてグループに分かれて議論しました。
私たちは漁村が高齢化に直面している中、若い人をどうやったら呼び込めるかというテーマで話し合いました。
私たちが出した案は以下の3つです。
・漁村の空き家をレンタルハウスに
・廃校や休校している学校をキャンプやグランピング施設に
・熊野古道と定置網体験をセットで楽しめるようにする
二木島は確かに定置網漁で有名です。超小型の定置網だってあります。
それを体験したい人は確かにいるでしょう。
しかし、2回目きたいと思うでしょうか。
さらにそこへ頻繁に来て漁業をしたいと思うでしょうか。
私たちの案は定置網+他の何か魅力的なもの
で若者を呼び込もうというものです。
今回の体験を通じて
漁村を実際の自分の目で見て、漁業を体験したことは今までありませんでした。
そして現状の想像もつきませんでした。
高齢化は事実でしょう。
けれども他にもリアルな「いま」がありました。
・漁村がいかに美しい自然を持っているか。
・女性の漁業関係者を増やすための取り組みをしていること。
・定置網漁が試行錯誤により形を変えつつあること
漁村に行かなければ分からなかったことが沢山あった2日間でした。
改めてGATEさんに感謝です。