欠けたることのない気分 伏見瞬の日記 9日目 6/24
どうしても友人・知人の文章を先に読んでしまいがちなのだけど、つやちゃん「ラップと漫才、システムをズラす快楽。もも/ヨネダ2000/怪奇!YesどんぐりRPG【連載:扇動する声帯──ラップと漫才の時代】」を読んだ。
お笑いにおける形式分析となると、正確に分析してもお笑いそのものの蠱惑に追い付かず野暮になりがちな気がして気が引けてしまうのだけど、ラップとの重なりを優先する本文にはどこか緩さがあって、杓子定規の重たさを逃れている。厳密さを捨てることで、対象に誠実になる。なるほど、このようにエクリチュールと記述対象との並走を可能にする方法もあるのか。
紹介されている3組は全員知らなかった。怪奇!yesどんぐりRPGの動画を見たけど、たしかにこれはラップだ。後半はポリリズムのようだし(というか実際にポリなのか?)、DCPRGのライブを少し思い出した。
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