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ラムネ瓶について知らなかったいくつかのこと(河野咲子のマイクロダイアリー7月10日)
夜。ばらりとした群れをなして公園通りを下り、なにか飲みものを買おうといってコンビニに入り、まっさきに目に入った瓶を即座につかんでわたしはもうレジで会計をしている。瓶をにぎりしめて外に出たとき、ゆっくり歩いてきた面々がようやくコンビニに入ろうとしていた。
旅に出る直前のロカストの会議は、なにかを熟議するための会議というよりもちょっとした前夜祭のように浮き足立っている。浮き足立ったまま夕飯を食べていたら店が閉まり、全員入れるような次の店を探すのが面倒になって、なぜか学生みたいに外飲みに雪崩れ込もうとしていた。
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