見出し画像

【イベントレポート】4月共喰い会レポート 伏見瞬

 4月25日(土)、共喰い会の第二回を、ZOOMを使ったオンライン環境で開催しました。参加者と編集部でほぼ半分ずつ、約10名での会合です。
 今回の課題本はモーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』(1983年)。1968年のパリ、五月革命の当事者として、その事件性を捉えつつ、共同体の奥底にあるものを抉っていかんとする。文量は多くないけれども濃度の高い一冊です。

ここから先は

2,246字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?