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(超私的)ポップカルチャー事典 第二回「停滞」 アララ+伏見瞬
ごあいさつ
『LOCUST+』読者のみなさま、はじめまして。アララと申します。
本題に入る前に、少しだけ自己紹介を。
アララは、メンバーであるオケタニ、吉田ボブ、ヨネの3人が毎週一つのテーマに沿ったポップカルチャーをnoteで紹介する、メディアともブログともつかない活動を展開するユニットです。合言葉は「都内の大学生3人によるエンタメ備忘録」。メンバーの生活実感と、それを取り巻くポップカルチャーを記述し、同年代の人々を中心に届けることを目的にしています。
『LOCUST+』では「(超私的)ポップカルチャー事典」と題し、毎回の配信テーマごとにアララの3人とLOCUSTの編集部1人が気になった作品、人物、現象などを紹介します。私的なものから生まれる実感や視点を、あえて事典のようにアーカイブしていくことで、新しい発見が生まれるのではないかという発想から始まりました。LOCUSTとアララ。似ているようで違う、2つの視点と言葉の交わりをどうかお楽しみください。
2020年4月のテーマー「閉塞」
今回のテーマは「閉塞」。コロナ禍の最中、外出も接触も制限され、経済的な不安も顔をだす。4月という始まりの季節に訪れた閉塞感。そんな「閉塞」と関わりの深いポップカルチャーたちを、一同に集めております。
西島大介・アラン『影の魔法と魔物たち』(2020)
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