4/28/2020 : バトンが回ってきた!
[今日の短歌]
赤土のラナイの大地天高く鹿の親子がじっと草食む
自宅待機が続くと、皆さん色々と楽しみ方を考えられるようで、オンラインを駆使しての自宅からの中継だったり、合唱だったり、お料理教室だったりと、人と直接会わずとも繋がりを感じられるイベントが日に日に増えて来ていますよね。便利な世の中になったものです。
また、SNS上では「XXチャレンジ」として、次々とバトンを渡すように好きな本を紹介したり、テーマに合わせた写真やビデオを投稿する数珠つなぎ型のイベントが増えてきています。
面白いな〜と思っていたら、私にもバトンが回ってきました!「#ハワイチャレンジ」として、旅行が解禁された折にハワイで行きたい所を投稿すると言うもの。
ハワイに住んでいると、日々の雑事に追われて(そう言えば、若い頃は「日比野雑二」と言うペンネームを使っていたことも、女ですが)、ハワイ自体を訪問する場所、楽しむ場所として考える事が殆ど無いんです。もちろん好きな場所は山程ありますが、それらがチャレンジの意図に合っているとも思えず… などと考えること暫し。
ありました! 最適な場所が。仕事で一度訪ねた事があるラナイ島です。ハワイ諸島の中では多分、かなり地味な存在だと思われます。洋梨のような形の島には、小さな町がひとつだけ。リゾートホテルと小さな港を除くと、驚くほど何も無く、道端には野生の鹿や七面鳥がジッと佇んでたりします。イルカやクジラがすぐ近くを泳ぎ、夜は満天の星空。Google Earthで見ると、その何もなさにびっくりされることと思います。
以前はパイナップル畑が広がっていたラナイ島ですが、現在は実業家のラリー・エリソン氏がその殆どを所有しています。すごく洗練されていながらも、ハワイならではのあたたかなホスピタリティが感じられる、究極のリゾートもあります。
ラナイ島に滞在していた3日間、全てが心地よく、困難な事や厄介な事は何一つなく、驚くほどに身も心も癒されたものです。何から何まで快適で、ここは天国かと。
ただし、自力でラナイ島のリゾートに滞在するためには、かなり頑張って働かなければなりません。すぐには叶わない目標として、#ハワイチャレンジでは、行きたい場所をラナイ島にしてみました。いつかまた、再訪できる事を願いつつ、今はじっと自宅待機ですね。