スペイン旅日記|6日目|王宮とプラド美術館(マドリード)
前回の記事:スペイン旅日記|5日目|美術館を巡る(マドリード)
10:30 カフェで朝食
旅の終盤で疲れも溜まっているので、この日はゆったりとした予定。
10時前から地下鉄で移動。
Santa Eulalia Boulangerieというお店で少し遅めの朝ごはん。
ピスタチオラテと、バゲットを注文。
バゲットはだいぶボリュームがあり、卵やトマトが新鮮でとても美味しかった。
11:30 王宮
徒歩6分で王宮へ。
予約して行ったのに、予約時間を過ぎても、よく分からないまま45分ぐらい待たされた。
スペインではこれまで予約時間どおりに入場できていたので、予約失敗したのか不安になったが大丈夫だった。
オーディオガイド片手に鑑賞。
王宮、観る前はマドリード来たしせっかくなら行っとくか〜ぐらいの感じだったんだけど、結果めちゃくちゃ良かった。
残念ながら以降の部屋は撮影禁止。
王宮の中は美しく、圧巻だった。
全面磁器でできたお部屋等、まさに豪華絢爛でとても感動した。
日本のお城とは違った美しさで、王宮はまさにヨーロッパのお城という感じでゴージャスだった。
お気に入りはカルロス3世の寝室。淡い水色の色調でかわいかった。
王立武具博物館も見応えがあった。
14:30 プラド美術館のカフェでランチ
王宮からプラド美術館までは少し距離があるのでタクシーで移動。
プラド美術館が、今回の旅で訪れた観光名所の中で1番セキュリティチェックが厳しかった。飲み物の持ち込み禁止。
作品鑑賞の前に、館内のカフェでランチ。
15:00 プラド美術館
王宮に続き、館内は一切撮影禁止。おかげで膨大な数の作品鑑賞に集中することができた。
オーディオガイドは、日本語を選択すると「画面:中国語・音声:日本語」、中国語は「画面:日本語・音声:中国語」になっていて、とても使いづらかった。
夫が受付の人に報告したものの、対応中とのことでやむを得ずそのまま使用した。
ベラスケスの『ラス・メニーナス』はやはり美しく、作品の大きさもあって圧倒された。
ゴヤの黒い絵が集まった部屋に1番衝撃を受けて、しばらくそこに居た。
『我が子を食うサルヌトゥス』は想像以上に迫力があった。
スペインは明るいイメージが強いけど、暗い歴史もあったことを美術作品を通して痛感した。
今回の旅で美術作品を観たなかで、ピカソのゲルニカやゴヤの黒い絵、ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』等、暗い要素のある作品が強く印象に残った。
18:00 ベルナベウスタジアムツアーを中止し、プラド美術館見学を続行
素晴らしい作品ばかりで、私たちはずっと興奮していた。
プラド美術館の見学は3時間あれば十分と思ってたけど、舐めていた。美術好きには3時間は足りない。
本当はサンティアゴ・ベルナベウのスタジアムツアーを18時から予約していたが、ほとんどの部分が工事中であまり見れないのと、カンプノウ見学&観戦でサッカー欲はだいぶ満たされていたので、ベルナベウスタジアムツアーは諦めて引き続きプラド美術館にいることにした。
それぞれの好きな作品を目一杯楽しめるよう、別々に分かれて鑑賞することに。
18時からは無料開放時間のため、少し人が増えた。
15時から美術館見学を開始し、結局20時に閉館するまで居た。
閉館間際、公式ガイドブック付きのチケットを買っていたことを思い出し、夫がショップまで急いで取りに行ってくれた。
外を出る頃には少し雨が降っていた。
20:30 マヨール広場
20:45 晩ごはん
まだ食べていないスペイン名物を食べようということで、ガイドブックにも載っているスペインオムレツで有名なお店Mesón de la Tortillaへ。
店員さんは観光客慣れしているからか、日本人とは伝えていなかったのに、帰り際、日本語で「ありがとう」と言ってくれた。