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お盆での帰省、仕事休みによる都市部での人口減少の影響(リアルタイム人流レポート第4回)

お盆での帰省、仕事休み

今回は、お盆始まりの8/13の都市部での人口増減について調べました。
調べたのは、各地方の中枢都市です。具体的には、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪・神戸、広島、松山、博多、です。例として、8/13 AM11:45について観てみました。
下の図で示しているように、松山市を除き、多くの都市で通常時より減少傾向が見られます。特に、東京、大阪での人口減少は顕著です。一方、松山市では人口減少は見られませんでした。
大都市での人口減少の理由としては、①お盆による都市部から地方への帰省、②お盆による都市部での企業の休業(夏休み)、が考えられるでしょう。
今後もさまざまな時期やイベント、災害での人口の影響を見ていきたいと思います。

LMのリアルタイムデータとは

「LocationMind xpop」データは、NTTドコモが提供するアプリケーションの利用者より、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報を、NTTドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータです。位置情報は最短5分毎に測位されるGPSデータ(緯度経度情報)であり、個人を特定する情報は含まれません。


図1:札幌市周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。札幌市中心に人口が通常時より減少していることがわかります。


図2:仙台市周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。仙台市中心に人口が通常時より減少していることがわかります。


図3:東京23区周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。東京都心部中心に人口が通常時より減少していることがわかります。


図4:名古屋周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。名古屋市中心に人口が通常時より減少していることがわかります。


図5:大阪・神戸周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。大阪・神戸を中心に人口が通常時より減少していることがわかります。


図6:広島市周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。広島市を中心に人口が通常時より減少していることがわかります。


図7:松山市周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。松山市では人口が通常時より減少していないことがわかります。


図8:福岡市周辺。赤い領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より大きい領域を表します。逆に、緑の領域は過去一ヶ月の人口を平均した値より小さい領域を表します。福岡市を中心に人口が通常時より減少していることがわかります。