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徒然なるままに:認知症

6年前、自然医学に踏み込み始めた頃の記事です。

認知症は第三の糖尿病。

だからこそ食養生こそが活路なのです。

一日一食 それも玄米菜食にすれば、認知症克服への活路が見えてきます。

老健やデイケアは、老人を三食おやつ付きで迎えます。

予算の問題上、食事もおやつも添加物だらけです。

パン、うどん・そうめん、お饅頭・・・リーキーガット症候群(腸漏れ)など気にしません。

いくら○○体操や○○ドリルをしたって、毒だらけの脳は復活などしません。

どんな病の治療も、まずは排毒浄化から・・・

食毒、薬毒、電磁波毒、香毒、愛の毒を徹底的に排毒浄化していくことが認知症治療にも必要です。

そんなかわいそうなことを・・・ 好きなものを食べさせてあげたい・・・

これも愛の毒です。

心臓が動いていれば、生きている・・・のではありません。

こころが笑っているか? 喜んでいるか? 楽しそうに踊っているか?

生きていれば、必ず死が訪れます。これも天地自然の理です。

その天地自然の理どおりに生きて死んでいく時、死は人生最高の至福に満たされます。

笑顔で死んでいけます。

泣いて生まれて、笑顔で死んでいく。

そんな最高の死に方を味わっていただきたいと思っています。

だって、私自身もそんな最高の死に方を味わいたいから。

ごきげんさん 2016.8.14.
認知症の妻を安楽死させる夫の葛藤を描いた映画を観ました。
認知症の原因のひとつにも腸内フローラが挙げられています。
映画の中で、公園のゴミ箱の残飯を何かに取り憑かれたかのように食べるシーンがありました。
傷んだり腐ったものを食べる・・・腸内フローラの悪玉菌軍団の指令でしょうか。
それとも、酷い下痢をさせて一気に腸内フローラの暗黒軍団を排泄してしまおうという、一か八かの善玉菌の作戦なのでしょうか。
人の性格や精神状態の多くは、腸内フローラに支配されています。
初期の認知症はもちろんのこと、重度の認知症でも、除染&土壌汚染対策のように、腸内フローラをリセットしてしまう治療法もありだな、と考えます。
腸内フローラのリセット・・・まず思いつくのは、アーユルヴェーダのパンチャカルマの浄化療法です。
アーユルヴェーダの薬剤で浣腸して、腸内をきれいに浄化します。
その後、ゆっくりとヴァータ・ピッタ・カパのバランスのとれた食事で美しい腸内フローラを再構築していきます。
アーユルヴェーダのさまざまな療法をやっているサロンは巷にたくさんありますが、
パンチャカルマは医療行為なので病院やクリニックでしか行えません。
お薦めはやはり日本のアーユルヴェーダでは第一人者の蓮村誠先生のクリニックです。
認知症の進行がとても早い方、このままだと寝たきり・伴侶の顔もわからない重度になってしまいそうな「残された時間の少ない患者さま」は、このパンチャカルマがよいでしょう。
認知症の患者さまの腹診でも、悪血と冷えが必ずと言ってよいほど認められます(時々、プラス水毒も)
漢方薬で便秘=悪血と冷えをしっかりと取り去って、小食療法を主に食事療法をしっかりとやっていくのも一手です。
こちらの療法は時間がかかります。
認知症の初期や進行の遅い患者さまにはお薦めできます。
ただし、食事療法はご家族ぐるみでがんばらなければ効果が期待できません。
ご家族みなさんの腸内フローラを改善していく必要があります。
お孫さんと同居している場合、ファーストフードやコンビニ食の禁止は難しいかもしれません。
グルテンフリーなパン・麺類の禁止はまずムリでしょう。
この辺りをナアナアにされていると、治療の効果もナアナアになってしまうのが辛いところです。
(本当はお孫さんの健康のためにも、とっても良いことなのですが)
認知症は第三の糖尿病とも呼ばれています。
糖尿病は生活習慣病=認知症も生活習慣病です。
腸内フローラは生活習慣そのものです。
生活習慣を正せば、腸内フローラも良くなります。
生活習慣をちゃぶ台返しして一変すれば、腸内フローラも一変します。
治らないとあきらめていた病気も治る可能性が出てきます。
難病・奇病・認知症・ガンを治すには、生活習慣、特に食習慣を家族ぐるみで改めることが必要になります。
腹診&漢方鍼灸治療などの統合医療では、患者さまとご家族のがんばりをしっかりとサポートしていくのも大切な治療法のひとつなのです。

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