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back numberを聞くと思い出す、群馬ですごした2013年の春と夏

僕はかつて、群馬で暮らしていました。

みじかい期間ではあったんだけど、群馬での生活では、いつもback numberが流れていました。彼らの歌を聴くと、群馬での暮らしを鮮明に思い出します。

こんな話題をするのも、最近、ご無沙汰ぶりに群馬に行ったから。

「群馬に行ったからにはback numberを聞きかえさねば!」

音楽にひたると、さらにあれやこれやと思い出が掘り起こされるもので。

こんなわけで、本日、筆を取りました。


群馬はよいとこ。すばらしいところ。

いろんなテイストの名物があります。

  • 全国一の生産地で、至る所で売られているダルマ。12色の開運ミニダルマがオススメ。

  • 山に囲まれているので、春秋は登山、冬はスキー、夏は川下りと、一年を通じて山系アクティビティが満喫できる。

  • 小麦がよく取れるとかで、ソウルフードになっているスパゲッティ。うどん屋も多い気がする。

  • 県内のいろんな所にある、名湯秘湯の温泉地。

  • 群馬の聖書的なマンガ「頭文字D」を体験できる夜の山道。

どれもこれも思い出深い。


群馬には、いままで2回住みました。
2009年と2013年。


2009年は、新卒で入社した会社での研修先として。

仙台での学生生活を終えて上京し、都心のど真ん中で一ヶ月研修を受けて、ちょっと疲れたころに群馬ぐらしがはじまりました。

県内の四大温泉、四万・水上・草津・伊香保を制覇したのはステキな思い出。4ヶ月ほどと短かったけどかなり満喫しましたね。

2009年、碓氷峠のめがね橋


2013年は、県内にあった事務所をたたむために、半年間の期限付きでの赴任です。

季節は、春から夏。

この時は、県内には大学時代の友達が多くいたんですよ。それはもう学生時代に戻ったように、平日は高崎駅周辺に飲みに行ったり、休日は山の方に遊びに行きました。

2013年、みなかみの廃校でやった流しそうめん


それぞれ短かい期間だったけど、どちらもいろんな出来事があったなぁ。オンオフ問わずに、県内をあちらこちら巡り、めっちゃ印象深いです。

安中市内の公園、真ん中のまめつぶみたいのが僕。


2013年、2回目の赴任時は車で現場に行くことが多く、運転中はよく地元のFMラジオを流していました。

ラジオからよく流れてきたのは、群馬出身のバンド「back number」の曲でした。


2013年の春頃。

back numberは流行りはじめていて、6月には名曲「高嶺の花子さん」を出すというめちゃくちゃ勢いに乗っていたタイミング。

一気にスターダムを駆け上がっていきそうな気配が、ムンムンとしていました。

ラジオ局は、彼らの曲を何度も何度もパワープレイ。呼応するように、リスナーからもよく届くリクエスト。
地域を挙げて、地元出身の勢いのあるアーティストを応援している、そんな雰囲気だったと思います。


よく耳にすると、親しみがわくもので。
自然と、back numberをよく聞くように。

ラジオで知った曲も、たくさんあります。車中で聞いた「日曜日」は、とても印象的だったなぁ。


2013年は、よくフェスにも行っていた時期でした。

8月末に、新潟県長岡市でやっていた野外フェス「音楽と髭達」に参加したときは、初の生back numberを体験します。

挨拶で「となりの県から来ました」的なことを言っていた気がします。

生で「青い春」を聞いて、帰りの友達の車でも、何度もくり返し「青い春」を流し熱唱しました。

ときどき替え歌しながら、すっごい笑い転げながら高崎に帰りました。


群馬に赴任する前は、新宿のネオンに囲まれながら、都心でせわしなく働いていました。

それはそれで楽しくやっていたけど、群馬に来て、昔の友達や自然に囲まれて過ごすことになり。

学生時代に戻ったような、そんな気持ちだったんですよね。


back numberの歌には、自信がなくて一歩踏み出すことをためらっている、素朴で純粋な主人公がよく出てきます。

これからきっと成長していくだろう主人公の物語を聞きながら、学生時代の自分と重ね合わせていたのかもしれないなと思います。


群馬に行くと聴きたくなる。

これからも群馬を訪れるたびに、back numberパワープレイするんだろうな。


「西藤公園」は、back numberの故郷、群馬県太田市内の公園が舞台です。


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