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お世話になった方へ「メンマ」を贈ろう。

普段なかなか自分で買うことのない「メンマ」を贈りませんか?

皆さんの想像しているメンマといったらラーメンに乗っているメンマだと思います。
しかし、今回紹介するメンマは一味も二味も違うメンマになっています。

美味しい。だけど、美味しいだけではないメンマを作りました。


延岡メンマとは

突然ですが質問です。
Q,日本で流通しているメンマのうち、国産のものは何%でしょうか?

ちなみに、日本の竹林面積は17万ヘクタールあり、これは東京ドーム約36,000個分に相当します。


なんと答えは、、、
A,たったの1%です。

主にラーメンの具材として親しまれているメンマ。
その99%以上は台湾や中国に生息する麻竹(マチク)という品種のタケノコを使用しています。

国産100%のメンマは日本に1%しか流通していない。
特別なメンマとなっています。

延岡メンマとは、主に宮崎県延岡市に生息する孟宗竹(モウソウチク)を使用した国産100%メンマです。

皆さんの家の近くに整備されていない竹林はありますか?

『破竹の勢い』ということわざがあるように、竹の成長速度は速く、1日で1m以上も成長することがあります。

放置された竹林による被害は大きく、

・森に入る日光を遮り、他の植物の成長を止める。
・根が浅いために地滑りの原因に。
・獣害を引き起こす動物の住み家に。

これが全国で問題となっています。

お金をかければ竹林を整備することは可能です。
しかし、ほとんどはそれができない。

放置竹林

この厄介な竹をどうしたら良いのか調べているうちに、
「幼竹」と呼ばれる伸び切ったタケノコはメンマとして食べることができると言う文献を見つけたのです。

食べることで放置竹林の解決に繋がる』

これはまさに今やらなければいけないことだと思い、「延岡メンマ」が生まれました。

本当に美味しいと思えるメンマ

当たり前ですが、社会的な意義があるだけのメンマではわざわざ買って食べたいと思わないです。
美味しくなければいけないのです。

そのために、まずは美味しいメンマ作りに力を入れました。

しかし、メンマ作りは想像以上に難しかったのです。

実はメンマは発酵食品。
そのため、初めの頃は発酵が上手くいかず、1トン以上腐らせてしまったこともあります。


そこに救世主が現れたのです。
それは競合他社の方でした。

国内市場の1%を争っても竹の成長は待ってくれないと、メンマの作り方を1から教えて下さったのです。

そのおかげもあり、味にもすごくこだわり抜いた『延岡メンマ』が出来上がりました。

その結果、味はもちろんのこと、国内の森林課題解決に向けたサスティナブルな取り組みについて地元をはじめ多くの方々に共感していただきました。

そして、ANA日本発国際線ファーストクラスの機内食として提供が開始されました。

機内食の和食メニュー「香の物」

ラーメンのトッピングだけではないメンマ

私は声を大にして言いたいことがある。

それは、、、
メンマはラーメンのトッピング以外でも輝ける!!

メンマはラーメンのトッピング以外では食べる機会がないという方がほとんどだと思います。

しかし、メンマが入ったカレー、ハンバーガー、おにぎりなどなど様々な料理を作っていただき、食べましたがめちゃめちゃ美味しいんです。

メンマの優しい歯ごたえと香り高い旨みなど、全てが新しくハマること間違いなしです。

ぜひ、このおいしさを皆さんにも味わってもらいたい。

延岡メンマを使った料理のレシピを紹介しているのでぜひ作ってみてください。

豚めんま丼|「延岡メンマ 醤油」
メンマの旨みでご飯がすすむ一品。
メンマのチュモッパ(韓国おにぎり)|「延岡メンマ ラー油」
メンマ食感とラー油のピリ辛具合はクセになる。

最後に

宮崎県延岡市は土地の80%が森林が占めています。
ここで問題になっているのが、整備しきれず放置された竹林。

この問題を解決する第一歩として生まれた商品が「延岡メンマ」です。

食べることで放置竹林が解決できる。

普段なかなか自分で買うことのない「メンマ」を贈りませんか?


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