【鹿児島】「えんがわマルシェ」in obama village
こんにちは。今回は4月末に開催されたえんがわマルシェの記事を投稿します。
1年前にもえんがわマルシェの記事を投稿しましたが、そこからお店の数も増え、公開ミーティングなども開催され、パワーアップした地域の居場所になっていました。
私の話ですが、この記事を書いてから運営者さんと仲良くなり、かれこれ半年前くらい、運営スタッフとしてお手伝いさせてもらうことに。
一般客として訪れるのはもちろん、その時よりも色んな繋がりがうまれ、さらに霧島の良さを感じられる居場所となりました。今回は少しだけお手伝い。。
2021年に初開催し、今回18回目を迎えるえんがわマルシェは2024年4月28日にオープンしたばかりのobama villageで開催されました。
(obama villageの記事はまた改めて投稿します)
雨の中、35店舗もの出店者さんと、たくさんの家族連れや友人同士の来訪者で賑わいました。
お店の一部をご紹介
そして、どれも魅力的なお店ばかりなのですが、その中から今回は5店舗をピックアップしてご紹介させていただきます。
1 ASH HEAD BREWERY
まずは、えんがわマルシェのお顔!
「マルシェの始まりはビールで」という方がたくさんいるくらい大人気の霧島のクラフトビール屋さん。
単品と4種類のビールの飲み比べから選べ、多くの方が単品を何度も買っていく様子が印象的でした。
ビールが苦手な私でさえ、フルーティーで飲みやすいクラフトビールにハマりました。
さらに「ビールを地域の文化として根付かせたい」という永川さんの熱い想いも伺えました。
国内や海外のマスに向けて発信していくことが多いというクラフトビール市場。
そんな時代だからこそ、いいものを地域の中で発信して、そこに暮らしている人に当たり前に飲んでもらう。そこに価値がある。
日本中で地域を単位として地域の中で輪を広げる動きが広がれば、地域の文化のなかで暮らしやすく、居心地のいい居場所が増えていくんだろうなーと思いました。
えんがわマルシェでは、ビールを手にして笑顔で霧島の小浜で日常を楽しむそんな当たり前な光景が見られました。
ASHさんのビールは国分の飲食店が立ち並ぶアットホームなお店で楽しめ、さらに秋ごろにはobama village内のクラフトビール醸造所もオープン!
2 原田米店
鹿児島空港から車で1時間、鹿児島第三の市、薩摩川内市にあるお米問屋さん原田米店さん。ライフスタイルショップとして、お米を炊く体験、数あるお米の量り売り、食卓を彩るアイテムを購入できる。
マルシェでは、「新之助(新潟)」「わざひかり(鹿児島)」の日の丸弁当をはじめ、ご飯のお供やジャスミン米など様々なラインナップが。
この日は朝3時起きで準備をし、霧島まで来たのだそう。
お米について聞けば間違いなし!優しく教えてくれるお二人でした。
3 A Way To Coffee
フードトラック移動販売のコーヒー屋さん。雨の日のマルシェでも大盛況。
今年4月にオープンしたばかりの鹿児島市内や指宿、霧島などマルシェや様々なお店とコラボしているモバイルカフェ。
名前の由来がとても気になるところ。
「自分の好きなことを活かして生きていける人が増えてほしい、そんな人を応援して支えていける世界を作りたい」というイメージがら、誕生したお店の名前。
ハイエースをDIYして日本中を旅したり、オーストラリアへワーホリへ行ったりと、「好き」を形にしてきた店主むつみさんだからできること。
優しくのどかな空気感漂うフードトラック。
ここでは、オーストラリア方式のカフェを鹿児島で味わえます。
さらに最近は、とある会社さんとコラボし、朝カフェも始めたのだそう。意外と「朝」の時間を過ごせる場所が少ない鹿児島県。朝の1杯のコーヒーから1日の始まりを迎えられますね。
出店場所など詳しい情報はInstagramをチェック
4 From my heart
霧島のからだにやさしい料理といえば。
アーユルヴェーダを学び、ヨガやオーガニックライフを実践している私の憧れの人が作るやさしいお料理。
ほどよくオーガニック、ほどよくビーガン、ほどよくグルテンフリーなのが心地いい。
「素材の味をどうシンプルに引き立てるか」ということを大切にランチボックスやスイーツを販売している。
店舗はなく、マルシェやイベントでしか食べられないお料理は、毎回お昼頃には売り切れている大人気商品。
気になる方は出店情報チェックしてくださいね!
https://www.instagram.com/blue_hana_blue?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
5 マルマメン工房
霧島の自然農法にこだわった農家さん。鹿児島では生産者の少ない大豆や麦。マルマメンさんでは農薬や化学肥料を使わない味噌や大豆食品などを購入できます。
のどかな畑に囲まれたお店のほか、様々なマルシェでの出店も!
地元のものにこだわった有機の食材はファンも多く、マルマメンさんの麦を使う事業者さんもいる。
味噌は鹿児島らしく、麦麹の割合が多い柔らかい甘味があるのが特徴的。ふくゆたか、茶大豆といった品種の大豆を使っているのも、選ぶ側を楽しくさせる。
毎日使う日本の食材。量り売りがあるのが嬉しい。
えんがわマルシェの取り組み
こどもまんなか! 公開ミーティング
子どもの未来を思う公開ミーティング。こどもの居場所づくりや保育園の先生などが中心となり、えんがわマルシェの時間帯に行われるミーティング。
もともとえんがわマルシェ自体、「地域のみんなで子どもを見守り、育て、親が一人の人間として自分として生きられる街」をビジョンとして、約2年前から始まりました。
上記のように「望む未来の縮図」として、今生きづらさを感じている子どもたちや親が、自分らしく生きられるように、オープンに語ったり、知り合えたりする場を作りたいという想いから始まった取り組み。
霧島の居心地の良さはきっと、一人一人が居心地の良い場所を追求して、オープンに、周りにもシェアして繋がっていけるからなんだろうなとまたひとつ、気づきを得ました。
えんがわマルシェは、イベントとして楽しいのはもちろん、そんな霧島のより良い未来を想う一人一人がいてこそ成り立つ居場所なのだと感じました。
次回のえんがわマルシェはどうなっているのか、ますます期待が膨らみます。
それでは。