一生使うと決めた香水の話
大好きな香水があります。Abel の「ホワイトベチバー」。
通販サイトの紹介によると、こういう香りです。
分かるような、分からないような。香水の説明ってどれもすごく詩的だ。
最初にトップノートがスカッと強く香って、次に甘いバニラの香りが残ります。個人的にはアルコールと土の香りだなあと思います。『天然香水』にこだわっているだけある、自然界の香り。
香りについては下記のブログがうまく言語化してくれていました。
秋の香り、そうそう、それそれ、みたいな。
稲刈り後の田んぼで追いかけっこするとこんな香りするよね、みたいな。
大好きな稲と土の香りを思い出します。
晩秋の荒野、細い木漏れ日、冷たくなり始めた風邪、大地のイメージ。けれど寂しいわけではなくて、やはり残る暖かさが『希望』なんだろうか。
全然香水に詳しくないので分からないのですが。
ホワイトベチバーとの出会いは、友達と「香水ガチャしたいよね」とNOSE SHOPにある香水ガチャを回しに行ったのがきっかけでした。偶然出たのがAbelのホワイトベチバー。一目惚れでした。目じゃないけど。「この香水を一生使いたい」と思いました。
他にも金木犀とか白檀とか沈香とか、好きな香りはたくさんあるのですが、イネ科のベチバーの香りに落ち着いたのは私らしいっちゃ私らしいなと思います。秋に生まれ、田んぼの近くで育ったので郷愁もあるのでしょう、きっと。
残り少なくなった香水のボトルを見て、新しいの買おうと色んな香水を見に行きましたが、結局ホワイトベチバーをリピートすることに決めたのでnoteを書きました。私が一生使う香水の話です。