人生初の席譲り
元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
来年で53になるのですが、まさかこの歳になって初体験を味わうことになろうとは想像もしてませんでした。
人生初の席譲り
バスにて、人生で初めてご老人に席を譲りました。
これまでの52年間において、なぜ席を譲らなかったのか。
それはその機会が訪れなかったからです。
いつでも席を譲るつもりだった
席譲りについては、譲られた老人が断るなんてケースがあって、譲りにくいという話があります。
ボクの場合はいっさいそういうことはなく、単純にそんなタイミングが今の今までなかったのです。
席から遠く離れたところに老人を見つけてわざわざ呼びに行って譲るということはできたかも知れません。
それをやる勇気はボクにはありませんでした。
公共交通機関を利用するのが、ほとんど休みの日だけで、しかも利用しない休みの日も当然あるとなると、自分が席に座り、なおかつ至近距離に老人がいるという状況がなかったのは致し方ない部分もありました。
それでも、いつそんな状況になってもいいような心持ちではあったのです。
指定席
唯一不安だったのは、本当に座らないとやってられないという状態のときに至近距離に老人を発見してしまったらどうしよう、ということぐらいでした。
そこで考えたのは、そんな座らずには折れないほど疲弊している場合は指定席を買おうということでした。
そう決めると、ほとんどの電車移動では指定席を購入してしまってました。
これじゃあ、ハナから譲る気がなかったんじゃないの?と思われても仕方がないかなと考えたりして、なんとなく心苦しい気持ちもありました。
バス
そして、ついに譲ったのはバス移動でした。
電車には指定席というのが最近は増えましたが、そこらを走るバスには指定席という制度がそもそもありません。
ただ、ボクはほとんどバスに乗らないのです。
最寄りの駅から家まで歩いて25分ぐらいありまして、健康のためにと基本歩くんです。
だから、バスを利用することがほとんどないのです。
しかしながら、その日は25分を歩くことが憚られるほど、疲れていたのです。
席を譲るにはちょいと苦しい状態ではあったのですが、ついにやってきた席を譲るシチュエーションだったので、迷わず譲りました。
歩いて25分なんで、バスだったら10分かからないですから、立ってたってあっという間です。
実に清々しかったです。
普段からよく譲っている人からしたら、もはや何の感情もわかない行為なのでしょうけども、何しろ初体験です。
疲れが飛びました。
こんなに気分がいいのなら、今後もじゃんじゃん譲っていこうと思った次第です。
常に他人には優しく在りたいです。
それではまた。
ありがとう!