マッカーサー博物館に行ってきた in Arkansas
はじめに
私は現在、アーカンソー州(アメリカ)にて留学しています。あまり知られていない州だと思うのですが、実はかの有名なマッカーサーの出身地だったりします。日本に住んでいて「旅行でアーカンソー州にいこう」なんて方はめったにいないと思いますし、日本語でのマッカーサー博物館についての記事もあまりなかったので、行った感想を書いていこうと思います。
外観
美術館とは違い、地味な感じが歴史博物館って感じでいいですね。2階建てでした。
本館から50メートルほど離れたところに朝鮮戦争のメモリアルがありました。
館内
館内ではマッカーサーについての資料はもちろん、南北戦争(Civil War)から第二次世界大戦までと意外にありました。マッカーサーが生まれたのは1880年なので南北戦争の1861-65と被ってないやん、とか思いましたが、アメリカ史を語る上で南北戦争は避けては通れないようです。
館内で取った写真を一部紹介します。
マッカーサーの生涯についての資料です。正直、グラサンもタバコもないと誰やこのおっちゃんって思いました。↓このイメージしかないです笑
横のケースには、おなじみのタバコやグラサンが展示されていました。
マッカーサー以外の写真も紹介します。
ウィリスMB(Willys Model MB)
第二次世界大戦で活躍した偵察車です。資料によると、1945年の戦争終結までに、361339台も生産されたそうです。アメリカの圧倒的生産力、こりゃ日本勝てないっすね…
ちなみにJeepは第二次世界大戦後に、このウィリス社が商標登録したことでブランド化されました。
↑ アメリカへの忠誠の証明の為、日系人によって組織された442連隊についての資料です。
収容所にいる家族や、日系人の将来の為に戦った日系アメリカ人についての資料を見て、第二次世界大戦はそれぞれの正義があり戦ってたんやと思いました。
ちなみに、ことわざで「当たって砕けろ」がありますが、このことわざは
442連隊が掲げた"GO FOR BROKE"というスローガンが語源のようです。
お土産コーナーに、見たことあるポストカードがあり記念として買いました。おしゃれな紙袋にいれてくれました。
↓ 高校生の時に見た映画でした。
最後に
マッカーサーについて、「よくわからんけど戦後の日本を立て直してくれたイカツイおっちゃん」くらいの認識だったが、生涯についての説明を見て、めっちゃエリートだし、すげー色んな事やってるやんと思った。博物館にはマッカーサー以外も沢山あった為、総じて勉強になった。