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Far Cry Newdawn ゲームレビュー

Far Cry Newdawn(ファークライ ニュードーン)のシナリオをクリアしたので、レビューを書いてみます。

プレイ時間は約11時間でした。
FarCry5は25時間程度遊び、再度ミッションもある程度は遊んでいたので、ボリュームは半分程度でしょうか。
こんかいのニュードーンは、ストーリーミッション自体のボリュームは2~3時間程度なので、メインミッションだけをこなしていけば、すぐクリアできると思います。

良かった点

・メイン以外のミッションで何回も成長を実感できる

このゲームではプレイスキル(操作の上達)よりも、RPG的な武器ランクやスキルによって成長をより実感できているだろう。
敵にはI、II、III、マスターランク、武器にはI、II、III、マスターランクとランクが設定されており、同ランクの武器が攻撃が通りやすく、通常のRPGのようにマスターランクの敵相手に、ランクIの武器にはなかなか刃が通らない。

このゲームでは、他のFarCryシリーズ同様、ミッションを勧めていると野生動物に接敵することが多い。今回のニュードーンで序盤から中盤にかけて強敵だったのはクマだ。
攻撃も通りにくく、序盤で車などの移動手段がないときに接敵すると、真面目に倒そうとするのはなかなか難しい。
対処法は、ちょっと高いドラム缶の上などに登ることだ。
敵体性のある動物のAI(主に移動可能範囲を探知するナビメッシュ)の作りが不十分か意図的にスロープなど車いすでも登れる場所にいなければ、すぐに逃げていく行動をしていた。
そういった敵対する野生動物や敵に多く出会うので、序盤に苦戦していた敵が倒せるようになかなか気持ちがいい。

・よくも悪くも1本道のシンプルなストーリー体験
前作では、ファークライシリーズの伝統である、プレイヤーの介入がなければ世界はまだ良い方向に進んでいたと実感する部分もなく、決定的な分岐がない。
ファークライ5では、ターニングミッションが複数存在したという部分を比較すると、シンプルな構成になっている。
よく残念だと批判される序盤にプレイヤーがゲームを始めなければ、世界は最悪な方向には進まなかったと選択される場面だが、私は結構好きだ。いわいるゲームの主人公のような死んでも行き帰り、簡単に瀕死状態でも回復し、ミッションが成功すればするほど、周りから感謝を言われ続けるというヒーロー像に対する皮肉だと私は捉えている。
今回のゲームではそのシーンがなく残念ではあったが、前作のプレイヤーがジョセフ・シードと核が落ちてもまた人が復活する世界というわかりやすいストーリーを見れたことは楽しかった。

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