【エッセイ】あっち側とかこっち側とか。
こんばんは。
最近、アウトプットしていることで、調子がいいような気がしています。
昨日「午前0時の森」にSixTONESの松村北斗さんが映画「キリエのうた」の宣伝で出演されていました。
松村さんと言えば、たりないふたり(南海キャンディーズの山里さんとオードリーの若林さん)が好きなことで有名ですが、表面的にはすごく煌びやかな世界にいて、アイドルをしているのに、実際の松村さんとは多分剥離しているのだと思います。
この「午前0時の森」では生きづらいこっち側の人として、出演されていました。
こっち側というのは、簡単に言うと、細かいことが気になりすぎる人で、素直に言葉が受け取れない人だと私は思います。
また、あっち側の人というのは、陽キャで言われた言葉を文面通りに受け取れる、ある意味深く考えない人だと私は思います。
ここで言う、こっち側の人間である私からすれば、あっち側の人とはどうやったって交わることが出来ないのです。
あっち側の人として、水トアナが話していましたが「かわいい」と言われると、嬉しくてテンションが上がるのだそうです。
こっち側である私は「かわいい」と言われても
”それ、社交辞令で言ってるんでしょ?本当は思っていないくせに。”
と思ってしまいます。
きっと「ありがとうございます。」って言った方が、それこそかわいいのかもしれませんが「ありがとうございます。」なんて言ったら、さもそれを自分が容認してしまったことになりませんか?って思うんです。
”そうですよね、私ってやっぱりかわいいですよね。褒めてくれてありがとうございます。”
と。それって、嫌味に聞こえません?って思うのですが、それも考えすぎってよく言われます。人なんて、そこまで相手の言葉の意味なんて考えていないよって。
先日のこと。
「佃さんが運転しているところを初めて見て、かっこよくて綺麗だって言ってたよ。綺麗だって、よかったね。」
と言われたんです。
思ったのは
”綺麗なんて思っている訳ないじゃん。いくつ歳、離れてると思ってんだよ。女性にかっこいいっていうのも、どうなのよ。嬉しくないし。”
です。
だから言ったんです。
「嘘だね、そんな風に思っている訳ない。」
と。
男性が、女性を綺麗って思うのって、どういう感情ですか?花を見て綺麗って思うのと、同じ感情ですか?全然、分かりません。
こっち側からすると、その言葉の意味を深く考えてしまいます。だから、下手に触れないで欲しいし、自分自身で面倒くさいというのも、理解しているので、なるべく話し掛けないで欲しいのです。
出来ることならば、大勢の人がいるところにも行きたくないし、最低限の人間関係しか築きたくない。キャラとして仕方なく、会社では話しているけれど、それは会社だから。
会社から一歩出てしまえば、もうキャラから離脱している。
新しい人間関係なんて作りたくないし、何なら人間関係なんて仕事よりもストレス!くらいに思っているのです。
今日、たまたま、いつものところで髪を切りに行ったらHSPの話になって、その美容師さんもHSPだってことが分かって、あぁだから話の感覚が合うんだろうなぁって思ったんです。
その美容師さんの奥様もHSPだそうで、HSP同志の方が気を使わなくて済むし、気が付くところや気になる部分が似ているから、楽なんだろうなぁって話になりました。
私はHSPだって自分で分かっている人に初めて出会ったので、納得がいきました。
あっち側、こっち側で分けたくはありませんが、誰かを知ろうとする前に、それが分かっているなら、知らなくてもいい人って分類が出来て、もっと人間関係の断捨離が楽になるのになぁと思いました。