アルコールと上手に付き合うには~ある夫婦の晩酌聖戦~
在宅時間が長くなったことによる『コロナ太り』もあったかもしれない
仕事体系が大幅に変わったので、呑んでもよい時間が増えたからかもしれない などなど
言い訳という名の理由はたくさん考えられますが、呑みすぎで自身の健康管理が出来ないのは白衣を纏っている人間としてはやはり問題でしょうということで、最近の夫婦の晩酌事情について書いてみます。
ご参考になれば幸いです。
★呑む種類を選ぶ
夫についてですが、メインの晩酌をワインから焼酎に切り替えて、減量がうまくいったようです。
ただ、「焼酎だからもう少し呑んでも良い」という回路が時々働くので、監視を強めないと難しいようです。
元々、お酒が大好きな方は酒量を減らすことはなかなか難しいみたいですね。
★呑む頻度や量を少なめに
当初の私の取り組みについてですが、1日目はワインを1杯呑むが、2日目はいつもより少なめの1杯かもしくは呑まないというように、特別な理由(誕生日や記念日など)がない限りは呑まないことにしました。
普段はペリエのような無糖の炭酸水をお酒替わりに飲むようにしたり、レモン果汁を加えた無糖の炭酸水を愛飲していました。
どうしても呑みたい時は1本だけ缶チューハイ(香料・糖類無添加のものがベスト)を買いに行くようにしています。
わざとハードルを上げておくことで、そこまでして飲みたいか惰性なのかを自分に問う方法を試してます。呑みたい欲が勝てば、迷わずお店に走りますが、面倒くさがりな部分もある私には効果があるようです。
★運動がかなり効果的
最近の私自身の話ですが、2週間前から始めた運動のおかげか、自然と無理なくお酒を欲することがなくなりました!!
運動は苦手でツライ・キツイというイメージが強かったのですが、実際に運動した後は爽快な気持ちになり、シャワーで汗を流すとさらにさっぱりとしたいい気持ちになりました。
幸せホルモンであるセロトニンが分泌されてきているのを実感しています。
運動中は楽しいし達成感もあるので、ドーパミンも分泌されているのかもしれません。
これはアルコールや食べ物などへの依存から抜け出せる効果もありますので、隙間時間でもいいので運動を取り入れるとよいかもしれません。
ちなみに「運動後の飲酒は筋肉の修復と再合成効果を妨げる」という研究結果が多く報告されていますので、運動後はできるだけ呑まないことにこしたことはありませんね。
★早めの時間から呑み始めるのも有効
夜遅めの晩酌はどうしても太りやすくなる原因なりますので、可能な限り早い時間にして、おつまみはあっさりとしたタンパク質中心(枝豆、刺身、焼き鳥など)と野菜のメニューも取り入れてみてください。
味の濃いものや塩辛いものがないと寂しいと感じる方が多いので、数や量を厳選するのがよいと思います。
我が家では晩酌の時のごはんものは極力減らすようにしていますが、アルコール代謝の過程においては炭水化物の力も実は必要になります。
お酒を呑みすぎてしまったら最後はラーメン、お茶漬けがどうしても食べたくなる理由はここにありますので、深酒しない方がベストですが、締めにおにぎり1個程度を食べる分にはそこまで自己嫌悪に陥る必要はないと個人的には思いますよ。
もちろん、締めのラーメンは油分+糖質はカロリー過多になり、夜の胃腸には負担がかかりよろしくないので、避けてほしいところですね。
そして、飲酒後の水分は忘れずに摂られてください。
可能であれば、呑みすぎ防止のためにも飲酒の最中もチェイサーがわりに水や無糖の炭酸水をちょこちょこ取り入れてみてください。
アルコールには利尿作用がありますし、アルコール代謝の過程で生成されるアセトアルデヒドの濃度を薄め、不快な症状を和らげることもできます。
寝ている間の脱水は危険なこともありますので、気を付けてほしいところです。
お酒を呑むとむくむ原因が単にアルコール多飲によるものであれば、お酒はほどほどに嗜むようにするのがベストですが、
腎臓病、心臓病、肝臓病に罹患している場合でもむくむ可能性がありますので、そのような症状がある場合は、かかりつけ医師にご相談、診察を受けられた方がよいでしょう。
★夜のシメはお酒ではなく 温かいお茶で
夜、何とか呑まないで済む方法はないかなと思い試した中で、一番効果的なのは食後に温かいお茶を飲むことでした。
夜ですから、カフェインが比較的少ないほうじ茶やハーブティーがおすすめです。
寝る前のハーブティーといえば、安眠をうながす効果のあるカモミールが有名で、私も愛飲していますが、その時の体調にあわせていろんな種類を楽しんでみるのもおすすめです。
温かいものをゆっくり飲むと、まるでお寿司屋さんの「あがり」みたいな雰囲気になり、もっと食べたい食欲や呑みたい欲もほどよく抑えられるようですよ。
お酒は自分にご褒美な部分もありますし、飲みにケーション(今でもこういう表現されますか?)には大切なツール♪
楽しく 賢く つきあっていきたいですね。