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30代。夢も希望もあるのに度胸と覚悟がない こんな死に損ないに幸せをありがとう 生きるってべつに何でもいいんだよって 優しいため息を吐くよ

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最近の記事

思い出を燃料にして生きること

実家の近くでアパートを借りながら、週2〜3の日中は実家で過ごす生活をしている。 それとは別に、 急な発熱、雨の日の送迎、怪我、夜中の症状悪化、アナフィラキシーに近いアレルギーを起こしてしまった時も。 父にはことあるごとに車を出してもらい、私たち家族の生活を滞りなく過ごせるようにと助けてもらっている。 本当はただ母親である私の能力値が低いためのフォローをしてもらっているのだ。申し訳ないけれど、本当に助かっている。 感謝してるけど、やっぱり母の方に甘えて優しくするのは親子の運命

    • 自分のこと、実家を離れるこれからのこと

      夫と入籍し、住まいは実家と離れた場所に。 実家を出たことのない、ましてつい最近まで引きこもりだった私が?と我ながら想像もつかない展開になった。 でもわかってはいた。 遠距離恋愛をしていた時点で、看護学校を卒業し入籍したら彼のもとで暮らすのだと毎日覚悟はしていたはずだった。 し、やっぱり大切に思い続けた人といつも一緒にいられると思うと幸せだった。 27で初就職したので、土地も職場も暮らしも何もかも初めての場所。 幸せな結婚生活をイメージしていたはずなのに、その日を迎えると期待

      • もう少し先の話。 母に会いたいと泣きたくなった夜に 誰に縋って泣き付いたらいいんだろう 叶わない願いを泣きながら叫ぶ声を ただ受け止めてくれる存在って

        • わたしの幕引き

          何のために生まれたのか なぜ生きているのか どうして 生きていかなければいけないのか 理由を求めたこともあった。 見当も付かず、理由がないのなら生きていてはダメと強迫的にもなった。 でも今ならわかる。 理由がほしかったんじゃない。 私が私でいていいように 何かに許されたかっただけだった。 家とは、本来そういう場所のはずだ。 どんな状態の自分でも帰ってきていい場所。 こんなに心が穏やかな日々は初めてかもしれない。 感情の起伏はあるけれど、ちゃんと落ち着くところにす

        • 思い出を燃料にして生きること

        • 自分のこと、実家を離れるこれからのこと

        • もう少し先の話。 母に会いたいと泣きたくなった夜に 誰に縋って泣き付いたらいいんだろう 叶わない願いを泣きながら叫ぶ声を ただ受け止めてくれる存在って

        • わたしの幕引き

          「俺はあんたに幸せにしてほしい」というシンプルな願い事

          成人式の後にあった同窓会で再会した彼は、当時と変わらずムードメーカーだった。 彼の周りは笑い声でうるさいくらいだった。 馬鹿なことをするわけではなく、人をいじり倒すでもなく、会話のテンポや独特な言葉選びで笑いを取る人だった。そして、彼が一番笑う人だった。 朗らかな声で、気持ちよく笑い、誰もを笑顔にした。 彼を好きになったのは私だけじゃない。 クラスのほぼみんなが彼を愛していたし人気者だった。 勉強ができるとかスポーツができるとか顔が良いとかじゃなく、人柄で愛される人間とい

          「俺はあんたに幸せにしてほしい」というシンプルな願い事

          「戦争なくすのと同じくらい無理」

          旦那に、あまり怒るなと注意されたことがある。 彼は感情のコントロールがとても上手い。 討論するのは好きなのでどうしても言い合いにはなるが、いつも冷静に頭を回転させている。 喧嘩の原因を探り、その原因をどう回避すれば穏やかな話し合いにできるかを考え案を提示する。 悪い言い方をすれば、彼は正論でぶちのめしてくる。 おいおい今それ言うか⁉︎ と、感情論の私の頭は沸騰してしまう。というのがいつものパターン。 彼は言った。 「なるべく笑顔で育児しようよ」と。 平日はほぼワンオ

          「戦争なくすのと同じくらい無理」

          クレヨンしんちゃんとsyrup16g

          映画クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 を見た。 色んな生々しさがある中で、非現実的な超能力での対決。親子愛も友情も人の残酷さも、子供に伝わるかどうかのギリギリのラインでちゃんと笑わせてくれた。 大人目線で見ると、この手のものは号泣必須の私。 人として、親として失いたくない価値観に気付かされた気がする。 「がんばれ」 この言葉が大嫌いだった。 辛い人間にそんなこと言うなとずっと思っていた。 自分自身がずっと、この言葉で追い詰められてきたからだった。 でも、ひろしの、絞り

          クレヨンしんちゃんとsyrup16g

          愛された記憶を紡ぎ直す。

          幼少期を振り返ろうとしても、 記憶を引っ張り出せるのは4歳くらい。 それも断片的。 何をしても許されていた赤ん坊の私が どんな風に育てられたかなど思い出せるはずもなく。 だから今 娘が、母に いい子いい子と頭を撫でられ かわいいねぇと抱きしめられる姿を見ていると 胸の奥がじんわり温まる。 きっと私も愛されていた。 こんな風に。 今までも変わりなく、ずっと。 思春期、 母から愛されているのか自信がなかった。 私は私でいていいのかわからなくなって もう死ぬしかな

          愛された記憶を紡ぎ直す。

          彼もあなたもたぶん能力者

          娘の通園バスの時間、ほぼ毎日顔を合わせる男性がいる。 同じアパートの住人で、20代後半〜30代前半くらい。 去年4月からだから結構長い顔見知り。 秋ごろから「バイバイ」と子供たちと手を振り合う仲になった。 少しずつ距離を縮めてくれるのがわかる近寄り方で、たまにタッチもしてくれ息子も喜んでいる。 名前も何号室に住んでいるのかも知らない。 初めは少し怖かった。 お互いに警戒し挨拶もなかったので、表情がなく飄々と歩く姿に、「子供たちや生活がうるさいと思われてないかな」と怯えてい

          彼もあなたもたぶん能力者

          水面

          醜く、烏滸がましく、妬ましく、黒い言葉ばかり吐き出してしまいそうな口を両手で抑える夜。 なんだか海に沈んでしまいたい気分です。 海中から見た水面が瞼の裏で揺れています。 青く、白く。 その美しさに溶けてしまえたらいいのに。 私だって本当は、"綺麗なもの"でいたいのに。 .

          「あなたがいてくれて本当によかった」

          高校時代からの友達に 「あなたがいてくれて本当によかった。 これからもそばにいてね」 と言われ、ジーンとしている。 私は友達が少ない。定期的に会う(年1)4人以外、家族以外の人と会う機会もない。 だから、余計に自分の存在価値が見えなくなったりする。 家族という一番の居場所があるのに、あまりにもありふれた日常になると、それごと自分の視野になってしまう。自分からは自分が見えないのと同じで、家族の中の価値を見失う。 「あなたがいてくれてよかった」 なんて素敵な言葉だろう。 たっ

          「あなたがいてくれて本当によかった」

          ドラえもんは安定剤

          なんとなくモヤモヤが溜まったり、悲しくなったり憂鬱だったり、寂しかったり途方に暮れていたり。 そんな時に見るのは決まって、大山のぶ代さん声優時代のドラえもん映画。 ただいま息子は昼寝中。 家に私1人、昼時だけど朝から食べたいものもなく、やらねばならないことから目を逸らし、やっぱりドラえもんを見ている。 今日は久々に、創生日記。 のび太はやっぱり何をやってもダメだし、 万能なはずの猫型ロボットもかなりポンコツ。 しずかちゃんは公平に優しいけれど、 言いたいことははっきり

          ドラえもんは安定剤

          母の音

          息子と昼寝をしていた。 朝から眠気が強く、一緒に寝ていた。 今、何時? 携帯を確認する。 そろそろ起きなくちゃ。娘が帰ってくる時間だ。 全然身体が起き上がらない。 夢と現実を行ったり来たりしながら、起きなきゃいけないという焦りだけ増すのに全然起き上がれない。 リビングから音がした。 トントントン ジャキっ ジャキっ ジャー ガラガラ ゴトン 葉物野菜を切る音、冷蔵庫から何かを取り出す音 蛇口からの流水音 あれ? あぁ、お母さんか。 何作ってんだろ。 冷蔵庫なに

          母の音

          生きたいのに死んでかなきゃならない苦痛。死にたいのに生きてかなきゃならない苦痛。どちらも辛い。それぞれの人生、比べたり引き合いに出すものじゃないのに「あなたの死にたい明日は〜」とかうるせぇよな。じゃあ代われよ。この苦痛ごと代わってくれよ。 と、死にたくなくなった今も思います。

          生きたいのに死んでかなきゃならない苦痛。死にたいのに生きてかなきゃならない苦痛。どちらも辛い。それぞれの人生、比べたり引き合いに出すものじゃないのに「あなたの死にたい明日は〜」とかうるせぇよな。じゃあ代われよ。この苦痛ごと代わってくれよ。 と、死にたくなくなった今も思います。

          好奇心が億劫さに負ける。これは諦めじゃなく惰性。習慣となった思考パターンが私を退屈にするしその退屈さを愛してしまっている。刺激のないぬるま湯に浸かっていれば安全。そんな誤解には気付かないフリをして、ふやけ乾いていく表皮にも目を瞑る。

          好奇心が億劫さに負ける。これは諦めじゃなく惰性。習慣となった思考パターンが私を退屈にするしその退屈さを愛してしまっている。刺激のないぬるま湯に浸かっていれば安全。そんな誤解には気付かないフリをして、ふやけ乾いていく表皮にも目を瞑る。

          初めて自分のために花を買うよ。結婚記念日。なにも思い浮かばなかったから、というのは内緒。

          初めて自分のために花を買うよ。結婚記念日。なにも思い浮かばなかったから、というのは内緒。