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30代。夢も希望もあるのに度胸と覚悟がない こんな死に損ないに幸せをありがとう 生きる…

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30代。夢も希望もあるのに度胸と覚悟がない こんな死に損ないに幸せをありがとう 生きるってべつに何でもいいんだよって 優しいため息を吐くよ

最近の記事

「戦争なくすのと同じくらい無理」

旦那に、あまり怒るなと注意されたことがある。 彼は感情のコントロールがとても上手い。 討論するのは好きなのでどうしても言い合いにはなるが、いつも冷静に頭を回転させている。 喧嘩の原因を探り、その原因をどう回避すれば穏やかな話し合いにできるかを考え案を提示する。 悪い言い方をすれば、彼は正論でぶちのめしてくる。 おいおい今それ言うか⁉︎ と、感情論の私の頭は沸騰してしまう。というのがいつものパターン。 彼は言った。 「なるべく笑顔で育児しようよ」と。 平日はほぼワンオ

    • クレヨンしんちゃんとsyrup16g

      映画クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 を見た。 色んな生々しさがある中で、非現実的な超能力での対決。親子愛も友情も人の残酷さも、子供に伝わるかどうかのギリギリのラインでちゃんと笑わせてくれた。 大人目線で見ると、この手のものは号泣必須の私。 人として、親として失いたくない価値観に気付かされた気がする。 「がんばれ」 この言葉が大嫌いだった。 辛い人間にそんなこと言うなとずっと思っていた。 自分自身がずっと、この言葉で追い詰められてきたからだった。 でも、ひろしの、絞り

      • 愛された記憶を紡ぎ直す。

        幼少期を振り返ろうとしても、 記憶を引っ張り出せるのは4歳くらい。 それも断片的。 何をしても許されていた赤ん坊の私が どんな風に育てられたかなど思い出せるはずもなく。 だから今 娘が、母に いい子いい子と頭を撫でられ かわいいねぇと抱きしめられる姿を見ていると 胸の奥がじんわり温まる。 きっと私も愛されていた。 こんな風に。 今までも変わりなく、ずっと。 思春期、 母から愛されているのか自信がなかった。 私は私でいていいのかわからなくなって もう死ぬしかな

        • 彼もあなたもたぶん能力者

          娘の通園バスの時間、ほぼ毎日顔を合わせる男性がいる。 同じアパートの住人で、20代後半〜30代前半くらい。 去年4月からだから結構長い顔見知り。 秋ごろから「バイバイ」と子供たちと手を振り合う仲になった。 少しずつ距離を縮めてくれるのがわかる近寄り方で、たまにタッチもしてくれ息子も喜んでいる。 名前も何号室に住んでいるのかも知らない。 初めは少し怖かった。 お互いに警戒し挨拶もなかったので、表情がなく飄々と歩く姿に、「子供たちや生活がうるさいと思われてないかな」と怯えてい

        「戦争なくすのと同じくらい無理」

          水面

          醜く、烏滸がましく、妬ましく、黒い言葉ばかり吐き出してしまいそうな口を両手で抑える夜。 なんだか海に沈んでしまいたい気分です。 海中から見た水面が瞼の裏で揺れています。 青く、白く。 その美しさに溶けてしまえたらいいのに。 私だって本当は、"綺麗なもの"でいたいのに。 .

          「あなたがいてくれて本当によかった」

          高校時代からの友達に 「あなたがいてくれて本当によかった。 これからもそばにいてね」 と言われ、ジーンとしている。 私は友達が少ない。定期的に会う(年1)4人以外、家族以外の人と会う機会もない。 だから、余計に自分の存在価値が見えなくなったりする。 家族という一番の居場所があるのに、あまりにもありふれた日常になると、それごと自分の視野になってしまう。自分からは自分が見えないのと同じで、家族の中の価値を見失う。 「あなたがいてくれてよかった」 なんて素敵な言葉だろう。 たっ

          「あなたがいてくれて本当によかった」

          ドラえもんは安定剤

          なんとなくモヤモヤが溜まったり、悲しくなったり憂鬱だったり、寂しかったり途方に暮れていたり。 そんな時に見るのは決まって、大山のぶ代さん声優時代のドラえもん映画。 ただいま息子は昼寝中。 家に私1人、昼時だけど朝から食べたいものもなく、やらねばならないことから目を逸らし、やっぱりドラえもんを見ている。 今日は久々に、創生日記。 のび太はやっぱり何をやってもダメだし、 万能なはずの猫型ロボットもかなりポンコツ。 しずかちゃんは公平に優しいけれど、 言いたいことははっきり

          ドラえもんは安定剤

          母の音

          息子と昼寝をしていた。 朝から眠気が強く、一緒に寝ていた。 今、何時? 携帯を確認する。 そろそろ起きなくちゃ。娘が帰ってくる時間だ。 全然身体が起き上がらない。 夢と現実を行ったり来たりしながら、起きなきゃいけないという焦りだけ増すのに全然起き上がれない。 リビングから音がした。 トントントン ジャキっ ジャキっ ジャー ガラガラ ゴトン 葉物野菜を切る音、冷蔵庫から何かを取り出す音 蛇口からの流水音 あれ? あぁ、お母さんか。 何作ってんだろ。 冷蔵庫なに

          母の音

          生きたいのに死んでかなきゃならない苦痛。死にたいのに生きてかなきゃならない苦痛。どちらも辛い。それぞれの人生、比べたり引き合いに出すものじゃないのに「あなたの死にたい明日は〜」とかうるせぇよな。じゃあ代われよ。この苦痛ごと代わってくれよ。 と、死にたくなくなった今も思います。

          生きたいのに死んでかなきゃならない苦痛。死にたいのに生きてかなきゃならない苦痛。どちらも辛い。それぞれの人生、比べたり引き合いに出すものじゃないのに「あなたの死にたい明日は〜」とかうるせぇよな。じゃあ代われよ。この苦痛ごと代わってくれよ。 と、死にたくなくなった今も思います。

          好奇心が億劫さに負ける。これは諦めじゃなく惰性。習慣となった思考パターンが私を退屈にするしその退屈さを愛してしまっている。刺激のないぬるま湯に浸かっていれば安全。そんな誤解には気付かないフリをして、ふやけ乾いていく表皮にも目を瞑る。

          好奇心が億劫さに負ける。これは諦めじゃなく惰性。習慣となった思考パターンが私を退屈にするしその退屈さを愛してしまっている。刺激のないぬるま湯に浸かっていれば安全。そんな誤解には気付かないフリをして、ふやけ乾いていく表皮にも目を瞑る。

          初めて自分のために花を買うよ。結婚記念日。なにも思い浮かばなかったから、というのは内緒。

          初めて自分のために花を買うよ。結婚記念日。なにも思い浮かばなかったから、というのは内緒。

          娘は、あの日の私の涙を流している。

          「もっとすごいって言ってほしかった」 「褒めてほしかった」 「できるとこ見ててほしかった」 そんな言葉が多く出てくるようになった娘。 毎日元気に生きててくれるだけですごいよ嬉しいよ、と声をかけてるがまだ足りないよう…難しい。 「みんなにかわいいって言われたいから」という理由で服を選んでみたり。悪いことじゃない。わかってる。それが出発点で良いのだとは思う。 ただ、承認欲求だけ高く自己肯定感の低い人にはなってくれるなよ…と震えてしまう。(反比例するものだけど) どうしたらいい

          娘は、あの日の私の涙を流している。

          ミニオンに出てくるアグネスの、グルーが落ち込んでいた時にかけた言葉。 「私にできることある?(ないよ)…じゃあグルーさんにできることは?」 力になりたいことを伝えながら、相手がやり残したかもしれないことも後押しできるこの子の優しさはすごい。

          ミニオンに出てくるアグネスの、グルーが落ち込んでいた時にかけた言葉。 「私にできることある?(ないよ)…じゃあグルーさんにできることは?」 力になりたいことを伝えながら、相手がやり残したかもしれないことも後押しできるこの子の優しさはすごい。

          内省

          一人の時間が好きだ。 一日を終える前には必ず必要だ。 単純に、誰にも気を遣わずにすむからだと思っていたのだけれど、それ以上に“誰かに見られている”というのが嫌だからかもしれない。 昔から自己肯定感が低いので、克服するべく色んなことを試してきた。挫折も離脱も多い人生で、失敗しちゃう自分でもいいじゃないかと思えるところまではきている。 厄介なのは、この性格の根底には「もっとできる自分でありたい」という思いが潜んでいること。 できない自分でもいいと受容したフリをして、実はでき

          フランキンセンスの知らせ

          ラベンダーの匂いが昔から好きだ。 たぶん、これを嗅げばリラックスできるという先入観から入った気がする。 花も色も好きだし、目にするとスッと心の中に匂いが充満するような気さえする。 もう一つ、今はフランキンセンスの匂いに妙に惹かれている。 でもその理由がわからなかった。 森林浴の匂いは好きだけど、それ以上の、何か記憶の引き出しが開きそうな懐かしさと切なさも込み上げてきた。 今また久々にフランキンセンスのオイルを嗅いだ時に、その謎が解けた。 祖母の別荘の匂いだ。 毎年夏に

          フランキンセンスの知らせ

          自分の思いがわからなくなってきた。どうしてこんなに精神科領域に興味関心が留まるんだろう。患者に寄り添いたいからだと思ってたけど、特異的な関わりにくさに抵抗感も抱くようになってきた。最低な気分です。

          自分の思いがわからなくなってきた。どうしてこんなに精神科領域に興味関心が留まるんだろう。患者に寄り添いたいからだと思ってたけど、特異的な関わりにくさに抵抗感も抱くようになってきた。最低な気分です。